雇用形態別
書き方ノウハウ派遣社員 編
職務経歴書
キャリアが伝わる書き方のポイント
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スキル獲得のための努力に触れる
派遣社員はスキルが重要視される雇用形態です。現在の持っているスキルについて詳しく書くことはもちろんですが、これまでスキルアップのためにどのような努力をしてきたのか、習得を目指して現在、どのように努力しているのかについても自己PR欄に書くことで、前向きな姿勢をアピールすることができます。勉強中の資格があれば、資格の箇所に取得予定年月を添えて記載します。
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新しい職場への対応力をPR
PCスキルなどのハードスキルはもちろんですが、短期間で職場が変更になる派遣社員だからこそ求められる対人スキルについてもしっかりとPRしておきたいところです。新しい職場でのコミュニケーションで心がけていること、周囲からの評価など、自己PR欄に盛り込んでいきましょう。
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派遣先だけでなく派遣元からの評価も
重要視されるのは派遣先での職歴ですが、同じ派遣元での登録期間が長い場合は、派遣元からの信頼が厚いという事実の裏付けにもなります。派遣先だけでなく、派遣元からの評価も自己PR欄などを利用して触れていきましょう。契約期間が延長された実績があれば、あわせて記載します。
書き方見本でポイント確認
見本の内容を参考に、チェックポイントをしっかりおさえて、採用担当者の印象に残る職務経歴書を作っていきましょう。フォーマットデータ(編年式)はダウンロードできます。を押すと詳しい説明が表示されます。
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主な経験業務
どれだけの業務ボリュームが担当できるのか、相手がイメージしやすいようになるべく数字を使って表現しましょう。
例)営業○人のアシスタント、受発注案件システム処理○件/月、社内資料の作成○件/週(Word、Excel、PowerPoint)
活かせるスキル
志望する職種に合わせて、どんなスキルが必要かをイメージしてみてください。そしてその売りになるスキルを優先して書きましょう。相手に「会ってみたい」「もっと詳しく聞いてみたい」と思わせることがポイントです。
OK資格
募集要項で求められている経験・スキルに関連するものを先に書くようにします。民間資格でもかまいません。履歴書に書ききれなかった資格もこちらにはすべて書くようにしましょう。また略称ではなく、必ず正式名称を使用します。現在勉強中で取得予定の資格があれば最後に資格名を記載し、( )内に「○年○月取得予定」と添えます。
OK自己PR
募集要項の内容に関連する経験やスキルを中心に、業務における自分なりの工夫やそれによる成果を書いていきます。派遣の場合はすぐ仕事に慣れること、期間内で成果を出すことが求められます。そのためにも、職場の人間関係を早く構築しなければなりません。よって、コミュニケーションスキルがあることもあわせてPRできるといいですね。
OK会社概要
会社の事業譲渡などで派遣元の会社が変更になった場合、職務経歴書上は転職と同じ扱いで記載します。
○年○月 派遣元:株式会社はたらこスタッフ
○年○月 派遣先:株式会社はたらこ食品
○年○月 派遣元:はたらこ派遣サービス株式会社
○年○月 派遣先:株式会社はたらこ食品(継続して就業)
派遣元は変わらず派遣先が変更になった場合は、業務内容欄を新しく追加して派遣元、派遣先を記載していきます。
「派遣元:株式会社はたらこスタッフ(継続)」と記載すると分かりやすくなります。