採用担当のプロがアドバイス!

職務経歴書の書き方ここがポイント!

転職する際に、履歴書と並んで重要視されるのが職務経歴書。自分をアピールするために必要な書類ですが、
採用担当者がチェックするポイントは、履歴書とは異なります。まずは履歴書との違いを確認しておきましょう。

採用担当者から見た
職務経歴書と履歴書の違い

履歴書 職務経歴書
目 的 学歴・職歴の確認 仕事のスキルや経験を確認
役 割 人事情報として保管 書類選考時の判断材料
内 容 応募者の基本的な情報を
1枚にまとめたもの
履歴書に書ききれなかった
スキルや経験が棚卸しされたもの
チェックポイント どのような人物かを確認
正確で丁寧に書かれているか
募集している職種に合う
スキルや経験、熱意があるか

職務経歴書 書き方の基本

職務経歴書の形式は4種類

一般的に「どのようにまとめるか」の違いで4つの種類があります。

形式を選ぶときのポイントは?

一番よく使われているのが編年体式です。転職を繰り返していて、最初の職歴が今の自分が持つスキルとはかけ離れているといった場合や、直近の会社がいい会社なので目立たせたいといった場合には逆編年体式を選んでもよいでしょう。転職回数が多く、編年体式では長くなりすぎて読んでもらいづらい恐れがある場合は、業務内容でくくるキャリア式でまとめます。

2~3ページでまとめる

詳しく書きすぎるあまりにページ数が増えてしまうと、採用担当者は読むのを負担に感じてしまいます。2~3ページになるように、簡潔な文章を心掛けましょう。どうしても長くなりそうな場合はキャリア式でまとめるとすっきりします。

募集要項に合わせて書く

企業によって求めている経験やスキルは異なります。このため、応募する企業ごとに職務経歴書をアレンジし、応募要項が求めている経験やスキルにフォーカスする形でまとめます。また、メールで送付する際は、PDFで保存したものを送るようにします。

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正社員・派遣・パートアルバイト
雇用形態別 職務経歴書の書き方

どのような雇用形態で働いてきたかによって、職務経歴書の書き方は変わってきます。雇用形態別に、これまでのキャリアをより魅力的に見せるためのポイントをチェックしておきましょう。

お悩み別 職務経歴書 書き方のポイント

転職回数が多かったり、ちょっと年齢が高めなのが気になっていたり、誰もが多かれ少なかれ、不安や悩みを抱えているものです。よくある不安について、書き方のアドバイスをまとめてみました。

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飛澤 由紀子さん
キャリアコンサルタント
EAPメンタルヘルス
カウンセラー
飛澤 由紀子さん

大手電機メーカー人事部門に26年間勤務。専門は採用と人材育成。年間数百名の採用面接と社員キャリア面談の経験から、もっと一人ひとりの想いに寄り添った支援がしたいと考え独立。明治大学での就職相談など、学生・女性・シニア層のキャリア形成支援を中心に活動中。

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