もう少し貯金を増やしたいけど、あまりケチケチするとストレスがたまりそう――。そんな方は、是非、参考にしてください。上手に働き、楽しく貯める。貯金上手な「はたらこママ」たちのマネー術です。
マイホームの頭金を貯めたいと思い、子どもを預けて週に3回ほど働いています。子どもが認可保育園に入れたら、働く日を増やしたいと思っています。節約生活ですが、我慢するばかりだとストレスがたまるので「500円玉が40枚貯まったら、家族で温泉旅行だ!」と、楽しみを見つけながらやっています。
夫収入(ボーナス含む)
25万円×12ヵ月+40万(ボーナス)=340万円
妻収入 5万円×12ヵ月=60万円
月額手取り収入 260,000円
(手取り月額 夫:210,000円、妻:50,000円)
※今月は遊興費がやや多め。普段の月は、もう少し残ります。
住居費(2Kの賃貸) | 95,000円 |
---|---|
保育料 (無認可保育園:週2~3回利用) |
40,000円 |
食費 | 60,000円 |
水道・光熱費 | 10,000円 |
通信費・交通費 | 10,000円 |
服飾費・小物等 | 15,000円 |
遊興費 | 15,000円 |
生命保険等(都民共済) | 2,000円 |
合計 | 242,000円 |
残 | 18,000円 |
エアコンはスタート時に多くの電気を使うので、付けたり消したりするよりも、付け続けている方が電気代の節約になります。夏なら1度高く、冬なら1度低く温度を設定して、緩く長く使うようにしています。
スーパーのポイントをためるのは基本。私は少し遠くても、レジ袋を断るとエコポイントが付くスーパーを利用しています。1回2ポイントでも、年間単位で考えると大きいので、エコバッグは必須です。
可愛いキャラクター貯金箱を、整理ダンスの上に置いています。お財布から出した500円玉を子どもに渡し貯金箱に入れさせると喜ぶので、貯めるのが楽しくなるし、いつの間にか貯まってるのが嬉しいですね。
ポジティブになれる500円貯金は良い試みですね。現在ママの年収が60万円ということですが、パートの時間を増やすなどしてみてはどうでしょうか。年間100万円稼ぐことができれば、目標の貯金額100万円にぐっと近づきます。
所得税がかからず配偶者控除が受けられる年収103万円未満で働いています。細かく節約していますが、週4回働いていると、時々疲れて割高のお総菜を買ってしまうことも。でもそこは「必要経費」と割り切って、気楽にやっています。春から保育料の安い認可保育園に入園が決まったので、少しは楽になるかな?
夫収入(ボーナス含む)
29万円×12ヵ月+50万(ボーナス)=395万円
月額手取り収入 329,000円
(手取り月額 夫:245,000円、妻:84,000円)
※子どもの春物の服を買ったり、家族でお出かけしたりで、出費が多めでした。
住居費(2DKの賃貸) | 105,000円 |
---|---|
保育料 (無認可保育園:週4回利用) |
45,000円 |
食費 | 60,000円 |
水道・光熱費 | 11,000円 |
通信費・交通費 | 16,000円 |
服飾費・小物等 | 20,000円 |
遊興費 | 15,000円 |
生命保険等(夫の生命保険) | 20,000円 |
合計 | 292,000円 |
残 | 37,000円 |
男の子二人なので、基本、下の子はお兄ちゃんのお下がりです。男の子は活発で服も傷みやすいので、少々高くても丈夫な服を買うようにしています。その方が、結果的には割安。
トイレットペーパーや飲料水などの日用品は、ネットで格安商品を購入。「5000円以上は送料無料」などというところが多いので、まとめ買いがお得です。ポイントモールを経由すると、共通ポイントが貯まって、よりお得!
毎日チラシをチェックし、特売食品をまとめ買い。小分けにして冷凍保存しています。野菜も結構、冷凍できるんですよ。買い物に行くといらない物まで買ってしまうので、買い物回数を減らすのも、節約には有効です。
食費が少し高くなっていますが、お惣菜など必要経費と考えていれば問題ありません。節約は、「無理のない範囲で」が最も重要です。一方で、保険料が高すぎる印象です。加入内容がご自身のライフプランに合っているか、一度見直してみることをお勧めします。
子どもが幼稚園に入ったのをきっかけに週に2回パートで働くようになり、少し余裕ができました。細かく節約するのはあまり得意ではないので、自分が得意な分野でコスト削減を図っています。これからも頭を使って節約し、本格的に教育費が掛かるようになる前にローンを返済できればいいなと、思っています。
夫収入(ボーナスなし)
38万円×12ヵ月=456万円
妻収入 4万2000円×12ヵ月=50.4万円
月額手取り収入 365,000円
(手取り月額 夫:323,000円、妻:42,000円)
※出費は、毎月だいたいこのぐらい。学資保険が結構きついですが、必要なものだし。
住居費(2LDKのマンションローン) | 125,000円 |
---|---|
保育料(私立幼稚園) | 30,000円 |
食費 | 65,000円 |
水道・光熱費 | 9,000円 |
通信費・交通費 | 22,000円 |
服飾費・小物等 | 16,000円 |
遊興費 | 30,000円 |
生命保険等(都民共済) | 8,000円 |
塾・習い事(ピアノ教室幼児コース) | 4,500円 |
学資保険 | 10,000円 |
合計 | 319,500円 |
残 | 45,500円 |
お裁縫が趣味なので、子どもの服はかなり手作りをしています。女の子の服なので可愛くて作りがいがあるし、子どもも喜んでくれるし、節約になるし。調子に乗って布を買いすぎないように気をつけています(笑)。
照明をすべてLEDに交換、古いエアコンも最新式の節電効果の高いものに買い換えました。初期費用は掛かりますが、電気代は確実に減ります。また、LEDは長持ちだから、蛍光塔買い換え費用も抑えられます。
電気、ガス、水道、そして新聞代もクレジットカード払いにしています。これで、カードに貯まるポイントが、年3000円ぐらい多くなりました。貯まったポイントは、家族で外食する時などに使っています。
ローンの負担が大きくボーナスがないことから中々貯めにくくなっています。また遊興費が一般より高いようなので意識して節約してみてください。また住宅ローンの借り換えなど支出の見直しが出来れば良いですが難しいようでしたら収入を増やすことも検討された方が良いでしょう。
どのご家庭の収支もそれぞれに節約の心掛けや工夫をしっかりされていて素晴らしいです。節約は出来る範囲から・無理せず始めることはもちろん続けていくことが大事です。それから、公的な制度は是非活用してください。2014年4月から子育て世帯には『子育て世帯臨時特例給付金』が給付されることになりました。こちらは増税に対する臨時給付で児童手当を受給している世帯であればお子様1人当たり1万円を受け取ることが出来る制度ですが届出が必要です。他にも自治体によって助成金や制度がありますので一度HPなどで調べてみるのが良いでしょう。最後に、貯めたお金をただ預貯金として所持していくだけでなく、資産活用することも是非検討していってください。貯めたお金をどう増やしていくかも大切です。お金と上手く付き合っていってくださいね。
フィナンシャルプランナー
清水 斐さん
大手保険会社を経て独立。自身の経験を活かし主に独身・40代までの資産形成に対して分かりやすく女性ならではのきめ細かいアドバイスを行う。
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