プロジェクトを組んで開発を行うエンジニアや技術職の方には「プロジェクト式」がおすすめです。複数のプロジェクトに携わった場合、編年体式やキャリア式で書くよりも、プロジェクトごとに期間を併記し古いものから書くことでプロジェクトを軸にキャリア形成も把握できます。またここでも経歴が簡単に分かるよう冒頭部分に「編年体式」で簡単な職歴や職務内容を書き添えましょう。
どのようなプロジェクトにどのような形で携わったのかを相手が具体的にイメージできるよう、プロジェクト毎に「プロジェクト名」「システム内容」「使用機種」「開発規模」「言語」を記し、自身が担当した業務範囲や役割等も明確にしましょう。ただし、業務内容が専門的で文章化してしまうと読みづらくなる場合は、表組みに整理して書くなどシンプルにまとめることが必要です。
プロジェクトごとに古いものから順を追って書く「編年体式」はキャリア形成をアピールできますが、最新のプロジェクトをアピールしたい場合は「逆編年体式」を併用して新しいプロジェクトから書くことをおすすめします。この場合、新しいプロジェクトをより詳しく書くことで採用担当者は応募者のスキルをより具体的にイメージすることができます。ただし、進行中のプロジェクトや機密事項を含む技術内容については記載する際に十分注意しましょう。
