数多くの主婦のお仕事マッチングをしている、しゅふJOBスタッフィング。働きたい主婦の悩みや気になることや相談にも、的確なアドバイスで、登録者の皆さんにも好評なようです。はたらこねっと読者の皆さんに代わって、気になるポイントを編集部が聞いてきました。
翻訳をはじめ、編集制作ビジネスの第一線で活躍。ご自身の経験を活かした就業支援を行いたいと、ビースタイルに入社。現在、中学生のお子さんを持つママ。子育てと仕事を両立してきた経験から、主婦の皆さんの就業支援を行っている。
お仕事を探されている方で多いのが、「週1~2日から始めて、“仕事をする生活サイクル”に慣れていきたい」という要望や、「まずは短期でトライしたい」というお声です。ところが、週1~2日と出勤日数が少ないお仕事だと、「仕事を覚える」ことと、「職場に慣れる」という2つのことが同時に起こってしまい、仕事のカンを取り戻すのに時間がかかってしまうことがあります。また、短期や単発のお仕事は「即戦力が欲しい」という企業からのリクエストが多いため、じっくりとお仕事を始められる“週3~5日で働く長期のお仕事”をお勧めしています。
もちろん「すぐに仕事ができるようになるか不安」という方もいらっしゃるので、そんな方には研修がしっかりしているコールセンターのお仕事をご紹介しています。コールセンターのお仕事は、幅広い世代の方が活躍されてますし、商品の説明からシステムの使い方、言葉遣いなどなども事前に学べるので、ブランクがある方でも安心してスタートできます。 それからPCスキルに不安のある方には、家計簿をエクセルで作ってみたり、メールはできるだけパソコンを使ったりと、普段の生活の中で復職の準備をするようにお伝えしています。求人数が全体的に増えており、パートタイムでできるオフィスワークも増加傾向にあります。
特に増加しているのは次の職種です。当社がサービス開始した2002年と比較すると、パートタイマーとしてオフィスワークで活躍できる場が増えています。
たとえば、週4日以内OKのアシスタント業務や1週間を2名体制で行うお仕事などパートタイマーでも働きやすいようにシフトを調整している企業もあります。また最近では、人事制度構築、財務、WEBディレクター、企画といった専門スキルが必要な職種では、社員とあまり差のない時給2000円~3000円の高時給の仕事も入ってくるようになりました。
とはいえ、あまりにも希望条件が多いと仕事が見つかりにくくなってしまうため、希望条件を整理し、「MUST」と「WANT」に分けて整理しておくことが大切です。
たとえば、お子様の送り迎えがあるので最寄り駅を8時10分出発して17時40分着が「MUST」。仕事内容は一般事務が「WANT」で、オフィスで働くが「MUST」、時給は1000円が「MUST」で1200円は「WANT」。「MUST」条件で探して、「WANT」条件で志望の優先順位をつける、という探し方をすると仕事につく近道となります。登録者の皆さんへ以下のことをアドバイスしています。
● 入力スピード向上のために、なるべくパソコンを使う時間をつくる ● エクセル/ワードなどを復習する ● 敬語やビジネスマナーを思い出す ● ジャケットを1枚用意する
(最近はカジュアルな職場が増えていますが、面接・初日などに使える一枚があるとよいです)● ナチュラルメイクをする
(最近メイクはしていないという方は、ナチュラルメイクでいいので頑張ってみてください)● ノート、ボールペンなど筆記用具を用意する PCの練習などは、時間を見つけて取り組むなど、普段から意識されているといいですね。
- ブランクが数年であれば、多くの方がスムーズに就業決定まで進められています。フルタイムのお仕事が増えていることも後押しをしているようです。
ブランクが5年、10年と長い方は、経理経験など専門性が高いお仕事の経験があれば就業のチャンスが広がり、実際に就業できた事例があります。一方で就業経験がない方ではコールセンターでのお仕事で就業決定の事例が出ております。
人気の「一般事務」は、仕事量が増えてきたとはいえ、応募倍率が高いので、仕事内容にこだわりすぎずにチャレンジすることをお勧めいたします。またパート派遣にて仕事復帰し、活躍が認められて、育児が落ち着いたタイミングでその会社で正社員になったり、フルタイムでの仕事に切り替えたりなどチャンスを掴んでいる方もいらっしゃいます。 -
これは一つの事例ですが、「残業はしたくない」という希望があるとします。
この時、「残業はしたくない」とだけ希望を伝えるのではなく、「残業はできないけれど、業務スピードを上げて効率的に作業をする。また事前にわかれば、1時間程度であれば可能な場合もある」といった、働く側と就業先が歩み寄りができるような“幅”を持つことが大切です。
「残業は絶対できない、子どもに何かあったら休みたい」というお気持ちは重々分かりますが、それだけを企業に伝えては就業は難しくなってしまうこともあります。働くということは、その仕事を責任をもって行うということですので、「できない」だけでなく、「ではどうしたらいいか?できることはないか?」を考えるようにしてみるのがいいでしょう。家の掃除もバッチリ、料理もすべて手作り、ファッションも素敵で、仕事も完璧にこなす・・・そんなことをできる人はいるのでしょうか?そんな「完璧」は長く続けられるものではりません。それで疲れてしまっては本末転倒ですし、そんな姿を家族に心配されるのもつらいものです。
家庭のことも、子育ても、さらに仕事もするのですから、周囲に協力してもらったり、便利な家電製品を使ったり、ときにはお惣菜を買ったりと家事にメリハリと割り切りをもって取り組むことをお勧めします。イザ!という時に助けてもらえる関係性を作りましょう。
普段から一生懸命仕事をしている人って、何かあった時に助けたくなるものです。納期を守る、しっかり引き継ぎをする、自分に任された仕事を責任もってやりとげるなどなど日頃の行いが大切。お休みをする時や自分が出勤していない時でもわかる状態にしておく、など日頃から心がけましょう。自分のできること、得意不得意、将来につながること、家族のことなど、バランスよく考えながらキャリアを作っていくことがとても大切です。
今の自分と、将来の目標や自分のありたい姿をひもで結んだ時、これから何をすればいいかが見えてきます。その中で、子どもの年齢や家庭環境にあわせて無理のない働き方を選びましょう。たとえば、お子さんが小さい間は時短で働いて、大きくなったら社員をめざすというように考えるのもいいでしょう。また、子どもの体調不良が続いたり、気持ちが不安定になっているなと感じたら、残業をしばらく控えてみたり、休日はなるべく一緒にすごすようにしたり、柔軟な気持ちで仕事に取り組むことで、結果として長く働くことができるのではないでしょうか。
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