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仕事のお悩み相談室 仕事の探し方や履歴書の書き方、または人間関係など、派遣で働く上で出てくる悩みはさまざま。そんな悩みや相談を回答と共にご紹介します。みなさんの状況にあったお悩みを探してみてください。

お悩みタイプ2 契約の問題

話と違う長時間労働…自己都合退職になる?
現在の派遣先は、「残業は1日1時間程度」という話でしたが、実際は「業務が終わるまで残業」です。また、休日出勤があることも事前に聞かされていませんでしたが、毎月、月末と月初は土日も出勤します。当初は業務に慣れるまで仕方ないと応じていましたが、それから何ヵ月もたち、業務は忙しくなる一方で、むしろ深夜残業や徹夜までするようになりました。休日出勤の代休を取る余裕もなく、有給休暇も消化できない状態です。

派遣先は増員などの対策をしてくれず、先日は1ヵ月の時間外労働が80時間となりました。さすがに体力的にも精神的にも限界を感じ契約終了を決めましたが、休みがとれないため就職活動もできません。失業給付を受けたいと思っていますが、このように実態が契約条件から著しく逸脱している場合でも「自己都合退職」になるのでしょうか?(miruさん・35歳)
残業がかなりの時間数になるとのこと、大変ですね。しかし残念ながら、「残業時間数が当初の打ち合わせと違う」というだけでは、「会社都合による退社」にはなりません。ですから、すぐに失業給付金を受けることは難しそうです。

miruさんは、切れ目なく収入を得たいのですよね。しかし、今のように残業が多い状態では、次の仕事を探すのは時間的に難しそうですね。なんとか間を空けずに次の仕事に就きたいなら、有給休暇を上手に利用するしかなさそうです。幸い、miruさんには有給休暇が残っているようなので、有休残日数を組み込んだ日付で契約期間満了にしてはいかがでしょうか。責任感のあるmiruさんは、残業を振り切って退社することはなかなかできないと思います。派遣会社には、「有給休暇を利用して、次の仕事を探したい」ということをきちんと伝え、協力してもらうとよいでしょう。また次の仕事についても、「残業は可能だが、今のような状況は望んでいない」ことを、派遣コーディネーターに再度伝えておきましょう。今は動ける時間がなくても、次の仕事に求めるものを明確にし、派遣会社がmiruさんの次の仕事を探しやすいようコミュニケーションを図っておいてくださいね。

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