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仕事のお悩み相談室 仕事の探し方や履歴書の書き方、または人間関係など、派遣で働く上で出てくる悩みはさまざま。そんな悩みや相談を回答と共にご紹介します。みなさんの状況にあったお悩みを探してみてください。

お悩みタイプ2 契約の問題

電車事故での遅れでも、普通の遅刻扱い?
先日、派遣先へ出勤途中、乗っていた電車が人身事故で止まったため、始業時間に間に合いませんでした。駅で遅延証明書をもらいましたが、派遣会社に提出するタイムカードには実際に出社した時刻を記入するように言われました。しかし、やむを得ない遅刻なのに、普通の自己都合の遅刻と同じ扱いになるのでしょうか。どうしても納得できません。また、この場合の給料はどうなるのでしょうか。(ディズニーベアさん・25歳)
派遣会社によって若干の違いはあるようですが、おそらく最初に交わす「労働条件通知書」に、遅刻に対する処遇が明示されているのではないかと思います。多くの派遣会社では、「実働時間分の請求」が基本となっているため、残念ながら自分自身に原因がない遅刻の場合でも、実際に就業した時間分のみの請求となるところが多いようです。

これは、主に時給制で労働している派遣やアルバイト、パートなどに共通している点かもしれません。日給や月給での契約の場合、電車遅延による遅刻に関しては、鉄道会社が発行する遅延証明書を勤務先に提出すれば、賃金は通常通りに支払われるケースが多いようです。

派遣契約時に交わす労働条件通知書に「実働時間分の請求」と書かれている場合、派遣会社はこの契約を派遣先企業とも結んでいます。つまり、電車遅延時の賃金支払いの権限を持っているのは、派遣先企業なのです。もしも派遣先企業が「遅延分の賃金を支払ってもいい」といった場合は、遅延証明書を派遣先企業の指揮命令者に提出し、タイムカードには本来出勤できたはずの時間を記載してサインをもらい、派遣会社に提出する、という流れになります。

ディズニーベアさんの派遣会社と派遣先が「実働時間分の請求」で契約していたら、今回の件については残念ながら派遣会社ではどうすることもできない、というのが現状です。この点は、派遣で仕事をする上でのデメリットといえ、納得しづらい気持ちはよく分かります。それでも、今後気持ちよく働くために、まずは契約内容を確認してみてくださいね。

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