
満年齢(満何歳)とは?計算方法、履歴書への書き方を紹介【2025年版早見表付き】
アルバイトに応募する際、まず必要になるのが「履歴書」です。しかし、初めて履歴書を書く方にとっては、どこから手をつければよいのかわからないと悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では、履歴書の基本ルールから各項目の具体的な書き方まで、詳しく解説します。
ダウンロードしてすぐ使えるテンプレートや、書き方の注意点も紹介しているので、採用担当者の印象がよくなる履歴書を準備しましょう。
履歴書には、書くときに守らないといけない基本的なルールがあります。
いきなり履歴書を書く前に、下記の基本ルールを確認しておきましょう。
履歴書の基本ルール
履歴書はただ書けばいいわけではなく、決まっている書き方に沿って書くことが大切です。
ここでは、履歴書の各欄の書き方を解説します。
名前などの基本情報はある程度書き方が決まっています。
ここでは、基本情報の各項目の書き方を解説します。
日付は履歴書の提出日を記入します。
履歴書を持参する場合は当日の日付を、郵送する場合は投函日の日付を記入しましょう。
和暦でも西暦でも問題ありませんが、後に書く学歴・職歴難など、履歴書全体で書き方を統一する必要があります。
また、令和をR、平成をHなど略して書かないようにしましょう。
氏名は、苗字と名前の間に1文字程度の空白を入れて記入します。
年齢は履歴書の作成日付で書きましょう。
※の印がある場合は、性別の記入は任意です。
基本は記入した方がいいですが、書きたくない事情がある場合は、書かなくても問題ありません。
写真は縦4cm×横3cmの大きさの証明写真を使います。
写真を貼らずに履歴書を提出するのはマナー違反ですので、必ず貼りましょう。
履歴書の指定の位置に、胸から上の正面からで、3ヶ月以内に撮影した証明写真を貼ります。
写真を撮るときの服装は、清潔感のある私服か、高校生なら制服を着て撮りましょう。
履歴書の写真の撮り方や、注意点はこちらの記事をご覧ください。
学歴・職歴欄はそれぞれ分けて書きます。
学歴から記入するため、最初の行の中央に「学歴」と書きます。
高校生、大学生は中学卒業から、社会人は高校卒業から書くのが目安です。
この時、「高校」と略さずに「高等学校」と正式名称で書きましょう。
正式名称の例
上記のように、学部や専門学科まで記入します。
まだ在学中の場合、学歴の最後は「在学中」と記入しましょう。
職歴を書くときは、学歴から1つ行を空けて、行の中央に「職歴」と記入します。
職歴欄にはアルバイトを開始した時と辞めたときの年月を書きましょう。
初めてのバイトで職歴がない場合は、「なし」と書いて問題ありません。
もしアルバイト経験が多く書ききれない場合は、書く内容を応募先の職場に合わせて絞りましょう。
職歴を書き終えたら、1行空けて右下に「以上」と記入します。
また、社会人の場合は、会社の入社と退職月を必ず記入しましょう。
免許や資格は取得した順に書きましょう。
車の免許など、仕事内容に関係ない資格でも書いておくとアピールにつながりますが、書く免許や資格がない場合は「なし」と書いて問題ありません。
また、免許・資格は正式名称で記入する必要があります。
下記に代表的な免許や資格の正式名称を記載します。
略称・通称 | 正式名称 |
---|---|
普通免許 | 普通自動車第一種免許 |
TOEIC | TOEIC Listening&Reading Test |
英検 | 実用英語技能検定 |
簿記 | 日本商工会議所簿記検定 |
履歴書には、志望動機欄や自己PR欄といった自由記入欄が用意されているものもあります。
ここでは、自由記入欄に書く内容を解説します。
志望動機欄にはアルバイトに応募した理由を記入します。
文字数は200~300文字程度を目安にして、下記のポイントをおさえて記入しましょう。
志望動機のポイント
例えば、下記のように書くと、ただ自分が働きたい理由を書くよりも、採用担当者には魅力的に見えます。
大切なのは、あなたが本当にその会社で働きたい気持ちを持っていることが、採用担当者に伝わることです。
下記の例文を参考に、あなただから書ける志望動機を記入しましょう。
例文
以前、9カ月ほどレストランでホールスタッフとして働いていた経験があります。受験のために一度仕事から離れましたが、無事に大学に入学できたためもう一度働きたいと考えるようになりました。
貴店にはよく食事に来てまして、スタッフの皆様の丁寧な接客にいつも感銘を受けています。私自身もお客様に気持ちのいいサービスを提供できるよう、これまでの経験を活かしながら、貴店で働きたいと考えています。
項目欄に「志望動機」「アピールポイント(自己PR)」を十分に記入している場合は、特技や好きな学科を無理に記入する必要はありません。
ただし、仕事に活かせるようなものがあればアピールになるので書きましょう。
書くときは、箇条書きで簡潔に書く形で問題ありません。
記入例
・ショップ店員の場合
特技:英会話 好きな学科:美術
・飲食店の場合
特技:料理、整理整頓
「自己PR」「アピールポイント」の欄は、自分の強みやスキルを応募先にアピールできる項目です。
仕事に活かせるようなことがあれば書ければプラス評価につながりますし、働きたい熱意もアピールできます。
記入例
「部活で鍛えた体力には自信があるので、連続してシフトに入れます。」
「細かい作業や整理が得意なので、事務作業や裏方の仕事もやりたいです。」
「実家の手伝いで接客業をやっていたため、接客に苦手意識はありません。」
本人希望記入欄は、希望勤務曜日や出勤できない日などを記入しましょう。
空欄はNGのため、何も書くことがない場合は「貴社の規定に従います。」と書きます。
また、本人希望記入欄には福利厚生や給与の要望は書かないようにしましょう。
「ある程度働いたら給料をアップしてほしい」
「電車で通勤するので交通費を出してもらいたい」
といったことを書く欄ではありません。
福利厚生や待遇について聞きたい場合は、面接時に聞くようにしましょう。
本人希望欄の書き方例
「貴社の規定に従います」
「週3~4日の勤務を希望します」
「月・水は15時から、金は17時から勤務可能です」
「大学の授業の関係で、月~木の午前中は出勤できません」
「夏季休暇中は、月・水・金は夏期講習のため14時からの勤務を希望します」
履歴書によっては保護者記入欄が用意されているものもあります。
未成年の場合は、バイトをするときには保護者の承認が必要です。
履歴書とは別途で保護者の承認書を用意することが多いですが、もし履歴書に保護者記入欄がある場合は、保護者の人に書いてもらいましょう。
履歴書には色々な規格がありますが、バイトの場合、履歴書の規格を指定されることはまずありません。
市販のものを利用しても問題ありませんし、パソコンで作る場合はテンプレートをダウンロードして作成すると簡単です。
バイト経験がない人や少ない人は、職歴欄が少ないものを選ぶといいでしょう。
また、履歴書のサイズはA4サイズとB5サイズがあります。
就職・転職活動ではA4サイズを使うことが一般的ですが、バイトの場合はB5サイズを使っても問題ありません。
B5サイズは記入欄が少ないため、書く内容が少なくても見栄えのいい履歴書を作れます。
図の履歴書はバイト用に情報をコンパクトにまとめられる履歴書です。
こちらの履歴書のテンプレートは下記のボタンよりダウンロードできます。
その他の種類の履歴書の説明やダウンロード、履歴書の大きさについては下記の記事をご覧ください。
ここでは、履歴書を書くときの注意点を解説します。
履歴書は、手書き・パソコンのどちらで作成しても問題ありません。
採用担当者には手書きを好む人もいますが
といった、パソコンで作成することのメリットもあります。
パソコンで履歴書を作成する場合は、印刷した時に見やすい文字の大きさに調整して作りましょう。
画面で見たときと印刷したときの見やすさが違うことがあるため、一度印刷してから文字の大きさなどを調整することをおすすめします。
手書きの履歴書の場合は、修正液を使ったり消えるペンで書いて書き直すのはNGです。
修正がNGな理由は、書き直しが可能な方法で書かれた書類は、内容の信頼性がなくなってしまうからです。
履歴書は正式な書類なので、書き直し可能な方法で書くことはマナー違反とされています。
そのため、書き間違えてしまったら基本的に新しい履歴書に書き直すようにしましょう。
履歴書は、提出時には封筒に入れて持参しましょう。
封筒には「履歴書在中」と赤文字で書いて四角で囲みます。
文房具店や通販でスタンプを買うと「履歴書在中」ときれいに表記できます。
面接官に直接手渡しする場合は、封筒から出して、渡す相手が文字を読みやすい向きにして、封筒を下に重ねて渡します。
受付などで先に渡す場合は、封筒から出さずにそのまま、向きに気を付けて渡せば問題ありません。
もし、郵送で履歴書を送る場合は、封筒に添え状も入れて送りましょう。
添え状や封筒の渡し方については、下記の記事をご覧ください。
この記事ではバイトの履歴書の書き方について解説しました。
履歴書は、採用担当者が応募者のことを最初に知る書類です。
採用担当者の第一印象を良くするためにも、基本ルールを守って丁寧に書いた履歴書を準備しましょう。