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バイトの履歴書「学歴・職歴」書き方|在学中、バイト経験の正しい書き方を解説!
アルバイトに応募する際、履歴書の「学歴・職歴」は、いつからどのように書けばいいのか迷うことはありませんか?一人一人の経歴に応じて正しい書き方が異なります。
この記事では、学歴欄の始め方や学校名の記入方法、転校や編入の場合の対応、さらに職歴欄の書き方まで、正しく記入するための基本ルールやコツを詳しく解説します。
学歴の書き方の基本
学歴は、履歴書の「学歴・職歴」欄に記入する内容の一つです。
ここでは、学歴欄の基本的な書き方を紹介します。
1行目中央「学歴」と書く
学歴を書く際は最初に、「学歴・職歴」欄の1行目に中央揃えで「学歴」と記入しましょう。具体的な学歴は2行目以降に書きます。
いきなり具体的な内容から書き始めると、情報が分かりづらくなるため注意しましょう。
学歴をどこから書くかを決める
履歴書の学歴欄は、自分の最終学歴によって書き始める時期が異なります。
中学校卒業が最終学歴の場合
「〇〇中学校卒業」のみを記入しましょう。
高校卒業が最終学歴の場合
「〇〇高等学校入学」から記入してください。
現在高校生の場合
「〇〇中学校卒業」から書き始め、「〇〇高等学校在学中」または「〇〇高等学校卒業見込み」と書きます。
大学や専門学校卒業が最終学歴の場合
「〇〇高等学校卒業」から書き始めます。現在大学生の方は、「〇〇高等学校卒業」から記入し、「〇〇大学在学中」または「〇〇大学卒業見込み」と書きましょう。
現在大学に在学中で、大学院への進学が決まっている場合
「〇〇大学大学院入学見込み」のように記入してください。
学校名は正式名称で記入する
学校名は、省略せず正式名称で書きましょう。
大学や専門学校の場合は、学校名だけでなく学部や学科、専攻も詳しく書いてください。また、高校についても同様に、学科やコースがある場合は正式名称でしっかり記入しましょう。
入学や卒業を書くときは、「入」や「卒」と略さず「〇〇県立〇〇高等学校 入学」と丁寧に書きましょう。
年度を記入するときは、「年」や「月」の欄には数字のみを使います。たとえば「2024年3月」と書くのではなく、「2024」「3」と表記します。また、履歴書全体で西暦または和暦のいずれかに統一してください。
正式名称の例
- 高校普通科:「〇〇県立〇〇高等学校」
- 高校専門科:「私立〇〇学院高等学校〇〇科」
- 大学:「〇〇大学〇〇学部〇〇〇学科」
- 短大:「〇〇短期大学〇〇学部〇〇学科」
- 専門学校:「〇〇専門学校〇〇専攻コース」
▼高校で転校した場合
高校で転校した場合は、学校の正式名称とともに、右側に「転入学」と記入しましょう。
▼大学で編入した場合
大学で編入した場合は、学校や学部を正式名称で書くとともに、右側に「編入学」と記入しましょう。
▼休学した場合
休学の経験がある場合は、休学した年月と復学した年月を記入しましょう。可能であれば理由も添えると、採用担当者に状況をより正確に伝えられます。
ただし、理由を書くことに抵抗がある場合は、無理に記入する必要はありません。
復学している場合は、復学した年月も忘れずに書きましょう。
右寄せで「以上」と書いて締める
全ての学歴を時系列で記入したら、次の行に右寄せで「以上」と記入します。このとき、最後に記入した情報と「以上」の間に行間を空けないよう注意してください。
ただし続けて職歴を記入する場合は、学歴欄の最後に「以上」を書く必要はありません。
職歴の書き方の基本
職歴の基本的な書き方は学歴と同じです。
学歴の最後の行から1行空けて、中央揃えで「職歴」と記入しましょう。これにより職歴欄が始まることがひと目で分かり、採用担当者に情報の区切りを明確に伝えられます。
職歴欄には、どの会社にいつからいつまで在籍していたのかを時系列順に書くのが基本です。
次に、職歴を書く際の具体的なポイントを解説します。
アルバイト経験がない場合
アルバイト経験がない場合は、職歴欄に「なし」と記入しましょう。その後は、次の行に右詰めで「以上」と記入して締めくくります。
空欄のまま提出すると、採用担当者に記入漏れと判断されて、悪い印象を与える可能性もあります。内容がシンプルでも、形式を整えて正しく書きましょう。
アルバイト経験がある場合
アルバイトの経験がある場合は、基本的にこれまでの経験を時系列で全て書きましょう。雇用先や所属部署、雇用形態は正式名称で書き、仕事内容も簡潔に記入してください。
現在も働いている場合は、最新の職歴の最後に「現在に至る」と記入しましょう。
すべて書き終えたら、右詰めで「以上」と書きます。
職務経歴が多くてすべてを書ききれないときは、応募先の仕事内容に関係が深いものを優先しましょう。また、正社員としての経験がある場合は必ず書いてください。
正社員は、一般的にアルバイトやパートよりも仕事内容が幅広く、責任も重いです。そのため、自分のスキルや実績のアピールになります。
履歴書の学歴欄を書くときの注意点
履歴書に学歴を書く際には、いくつか注意すべきポイントがありますので、詳しく解説します。
年度は和暦・西暦を統一して記入する
履歴書の年号は、和暦と西暦のどちらを使っても構いません。ただし、採用担当者に分かりやすくするため、全ての欄で統一した表記を使用することが大切です。
たとえば、生年月日を西暦で書いたら、学歴や職歴も全て西暦にそろえましょう。
同様に、和暦を使う場合は「令和」「平成」といった正式な表記で揃える必要があります。この際「R」や「H」の略称を使わないようにしましょう。
年度を間違えていないか確認する
履歴書の学歴や職歴欄でよくあるミスが、入学や卒業の年度を書き間違えることです。
とくに平成から令和に変わるような年号の切り替わりがあると、誤記しやすいです。
また、4月入学や3月卒業など、年度の始まりと終わりを混同してしまうケースもあります。
間違ったまま提出すると、注意力が欠けていると思われてしまう可能性もありますので、事前に必ず入学や卒業の年度を確認してから、記入するようにしましょう。
まとめ
この記事では、バイトの履歴書に学歴・職歴を記入する際のポイントについて紹介してきました。
- 学歴は義務教育終了以降を基本とする
- 学歴・職歴欄は1行目に「学歴」、学歴終了後は1行空けて「職歴」と記入
- 学校名や雇用先は省略せず、正式名称で記入
- 年の表記は西暦または元号で統一
- 現在も働いている場合は職歴の最後に「現在に至る」、その下の行に右寄せで「以上」と書いて締める
履歴書は、あなたの経験や真摯な姿勢を伝える大切な書類です。
この記事を参考に、自信を持って丁寧に履歴書を書きあげましょう。