
満年齢(満何歳)とは?計算方法、履歴書への書き方を紹介【2025年版早見表付き】
履歴書を書き間違えてしまったとき、「正しい修正方法はなんなのか」「そもそも修正をしていいのか」と不安になるかもしれません。
この記事では、履歴書を書き間違えたときの具体的な対処法から、手書きするときにミスを防ぐための方法、ミスした履歴書を提出した後の対処方法も紹介しています。この記事を参考に履歴書のミス対策を万全にしましょう。
履歴書に書き間違いがあるからといって、必ずしも不採用になるわけではありません。
しかし、書き間違いが採用担当者にマイナスの印象を与える可能性は高いです。
履歴書は、あなたの情報を企業に伝えるビジネス書類です。
そのため、書き間違いがあると、仕事に対する慎重さや正確さが欠けていると見られてしまいます。
また、履歴書は事前に準備できるため、ミスがあると「余裕を持って対応できない人だ」と判断される可能性もあります。
特に数字を扱う職種に応募する際に、数字の桁を間違えるようなミスをしてしまうと、大きなマイナスイメージを与えてしまうかもしれません。
業界や職種によっては厳しい判断が下されることもあるため、誤字脱字を甘く見ず、細心の注意を払って作成しましょう。
パソコンで履歴書を作成する人が増えてきている一方、採用担当者の中には手書きの履歴書を評価する人もいます。
ここでは、手書きの履歴書でミスをした場合に、どのように対処するべきか、具体的な方法を解説します。
履歴書を書き間違えた場合の最も良い対処法は、新しい用紙に最初から書き直すことです。
基本的に、修正液や修正テープを使わず、新しく書き直しましょう。
そういった修正は本人以外でもできてしまうことから、履歴書自体の信頼性が下がります。
また、誤字脱字した事実は残るため、採用担当者に悪い印象を与えてしまいます。
企業の第一印象を決める履歴書をキレイな状態で出すのか、修正跡をつけたまま出すのか。
こういった履歴書の出し方からも、あなたのビジネスマナーや仕事への姿勢が確認されています。
企業指定の履歴書の替えがない場合や、提出日が迫っていて書き直す時間がない場合など、新しい用紙への書き直しができないこともあるかもしれません。
その場合は、最終手段として、二重線と訂正印を使って修正します。
間違えた箇所に真っすぐ二重線を引き、その上に正しい文字を書きます。そのあと、訂正印を二重線の上に重ねて押してください。
このとき、訂正印はシャチハタではなく、ビジネス用の認印を使用してください。
実印や銀行印もNGです。
また、修正するのは1箇所までにしましょう。
履歴書のミスは本来新しい用紙に書き直すのがマナーです。
修正箇所が複数あると、採用担当者へ悪い印象を与える可能性が高くなってしまいます。
近年では、パソコンで作成した履歴書を提出しても問題ない企業も増えてきています。
しかし、字に自信がある人は、手書きの履歴書を提出することで印象を良くできるかもしれません。
手書きで作成する場合は、誤字脱字を防ぐための工夫をしましょう。
ここでは、手書きの履歴書をミスなく作成するための方法を紹介します。
履歴書をボールペンで書く前に、薄く鉛筆で下書きをしましょう。
下書きをすれば、誤字脱字を防げるだけでなく、文字のバランスや行間を調整できるため、全体的に読みやすく整った履歴書を作成できます。
特に志望動機などの自由記述欄では、記入スペースに合わせて文章量の調整ができるのもメリットです。
下書きには、HやF、HBなどの薄めの鉛筆を使用し、本番と同じように丁寧な文字で書きましょう。
そのあと、黒のボールペンで清書を行います。
清書した後、鉛筆の跡が残らないよう、インクが完全に乾いたのを確認してから消しゴムで下書きを丁寧に消してください。
鉛筆の跡が残ってしまったり、よく乾かしてもボールペンのインクが伸びてしまったりすることがあります。
履歴書の見栄えが悪くならないように、丁寧に作業を進めましょう。
手書きで記入する前に、パソコンを使って履歴書の見本を作成するのも効果的です。
パソコンなら文章の調整がいくらでもできるため、全体のバランスを確認しながら進められます。
履歴書のテンプレートをダウンロードし、Wordなどのソフトを使って見本を作成してみましょう。
Wordの「校閲」機能を使えば、誤字脱字やミスを自動でチェックできるのでおすすめです。
見本が完成したら、それを参考に手書きをしましょう。
履歴書を提出した後に記入内容のミスに気づいた場合は、書き直した履歴書を再提出しましょう。
特に、学歴や資格について間違えた場合、経歴詐称と見なされる可能性もあるため、再提出は必須です。
郵送で送った場合は、まず電話かメールで訂正する旨の連絡を入れましょう。
そして、訂正した履歴書を送る際には送付状を添え、謝罪の言葉と修正箇所を明記して送ってください。
メールで送信した場合は、メール本文で謝罪とともに修正箇所をわかりやすく説明し、再提出しましょう。
その際、履歴書のファイルにパスワードを設定し、パスワードを別のメールで送るようにしてください。
履歴書は個人情報を多く含むため、メールで送る場合はセキュリティに配慮して送りましょう。
ここでは、履歴書の修正についてよくある質問に回答します。
A NGです。黒のボールペンで書いてください。
消せるペンが履歴書の記入にふさわしくない理由は、第三者が簡単に改ざんできるリスクがあるからです。
すぐ消せてしまう以上、消せるペンで書かれた履歴書は、鉛筆で書かれたものと同様にみられています。
そのため、消せるペンで書いた履歴書を提出すれば、仕事に対しての姿勢や考え方を疑われてしまう可能性があります。
履歴書に消せるペンは使わず、黒のボールペンを使って書きましょう。
A NGです。新しい履歴書に書き直しましょう。
砂消しゴムやカッターで履歴書の間違いを消すのはマナー違反です。
採用担当者は多くの履歴書に目を通していますし、紙質が変わって消した部分が逆に目立つため、修正されたことにすぐに気がつきます。
修正液とは違い、修正の跡を目立たないようにする方法のため、「仕事でもミスをごまかす人かもしれない」という印象を与えてしまうかもしれません。
基本的に履歴書のミスは修正するのではなく、書き直した方が良いと理解しておきましょう。
この記事では、履歴書を書き間違えた場合の正しい対処法について解説しました。
履歴書はビジネス書類のため、修正した跡のないきれいな形で提出するのが基本です。
この記事を参考にミスを予防し、良い第一印象を与えられる履歴書を準備しましょう。