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履歴書の志望動機欄は、自分の言葉で仕事への熱意をアピールできる大切な項目です。バイトを応募する際、「どんなことを書いたらいいのかわからない」と悩む人は多いのではないでしょうか。
この記事では、バイトの履歴書の志望動機について、おさえておきたいポイントやNG内容を例文付きで解説します。
志望動機は採用担当者に熱意をアピールする大事な項目です。
実は、志望動機の書き方にはおさえた方がいいポイントがいくつかあります。
ここでは、志望動機を書く際におさえておくべきポイントを解説します。
志望動機では、「なぜそのアルバイトに応募したか」をわかりやすく書きましょう。
採用担当者は多くの履歴書に目を通しているため、志望動機はわかりやすい方が印象に残ります。
こういった内容を明確に書くことで、働きたい理由が採用担当者にわかりやすく伝わります。
また、理由と一緒に「働くことへの意欲」も書きましょう。
採用担当者は働く意欲の高い人を採用したいと考えているため、熱意がアピールできる志望動機は好印象につながります。
志望動機を書くときは、バイト先にメリットがある伝え方をしましょう。
例えば、「家から近いから応募した」というだけでは、バイト先のメリットが感じられません。
しかし、「家から近く通いやすいため、シフトにも柔軟に入れると思い応募しました」と伝えれば、バイト先にもメリットがあるように感じられます。
通勤のしやすさはバイトを長く続けるのに大切な条件です。
また、「好きなお店」や「やってみたい仕事」だからこそ、「長く働きたいと考えている」と伝えるのも効果的です。
ただ自分の働きたい理由を伝えるのではなく、バイト先にもメリットがある伝え方をすることで、採用担当者に与える印象が良くなります。
志望動機は100~200文字程度で記入しましょう。
長く、要点が伝わりづらい文章を書くと、採用担当者が読みづらくなってしまいます。
無駄の多い志望動機は自己満足の印象が強くなるため、マイナスな印象を与えてしまうかもしれません。
また、履歴書の志望動機欄は大きさも決まっています。
記入できなかった内容は面接時に補足すればいいので、履歴書の志望動機は簡潔にまとめましょう。
志望動機には具体的なエピソードを盛り込みましょう。
記入欄が限られている履歴書の志望動機は、他の応募者との差別化が難しくなっています。
バイトをしたい理由やバイト先に興味を持った理由に具体的なエピソードをいれて個性を打ち出すと差別化につながります。
もちろん、無理に書く必要はありません。
関連性の低いエピソードを入れても、無理やり書いた感がでてしまうため、思いつかない場合は志望動機をシンプルにまとめましょう。
志望動機のポイントだけを見ても、実際にどんな志望動機を書けばいいのかイメージがつかないかもしれません。
ここでは、志望動機の例文を理由別に5パターンご紹介します。
こちらの募集に応募した理由は家からの距離の近さです。募集を見て、勤務時間がちょうど働きたい時間だったことと、お店が自宅から近く通いやすいため、思い切ってエントリーさせていただきました。自宅から近いため、夜遅くのシフトはもちろん、急なシフト変更にも柔軟に対応可能です。
「家から近いから」はよくある志望動機です。
「自宅から通いやすい=長く続けられる」というアピールになるため、採用担当者に良い印象を与えられます。
ただし、「家から近い=楽だから」という書き方はNGです。
「通いやすいから積極的にシフトに入れる」という方向でアピールしましょう。
今回応募した理由は、働いた分しっかりと稼げると思ったからです。こちらでは基本のシフトも多く、時給アップのシステムもわかりやすく用意されているということで、自分の理想通りの稼ぎ方が実現できると思い、応募しました。もちろん、ただ報酬のために働くのではなく、仕事を進める上でスキルアップしてお店に貢献していきたいです。
アルバイトを長く続けるうえで報酬は大切な要素です。
しかし、ストレートに「とにかく稼ぎたい」とだけアピールすることは逆効果です。
例文では、時給アップのシステムがわかりやすいことと、スキルアップにも意欲があることをアピールしています。
今回応募したのは、自分のコミュニケーション力を活かせると思ったからです。こちらのお店は飲食業の中でもアットホームな現場で、お互いにコミュニケーションを取りながら仕事を進めると伺いました。私自身、幼い頃からほとんど人見知りしません。学生時代のサークルでも、初対面のメンバーと積極的にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めてきました。そのコミュニケーション能力をこちらのバイトでも発揮して、楽しく仕事がしたいと思っています。
自身の能力を活かせると思ったことも立派な志望動機です。
「性格に合っている=無理せず長く働ける」というイメージが伝われば、採用担当者も好印象を持ちやすくなります。
例文では、学生時代の経験をもとにコミュニケーションに自信を持っていることもアピールしています。
こちらのレストランは私が幼い頃から家族でよく通っている想い出のお店です。学生時代は友人と食事にくる機会も多くなり、従業員の皆さんが笑顔でサービスをしている様子を見るうちに、いつか働きたいと思っていました。今回バイトを募集しているのを見てすぐに応募をしました。自分が好きなお店で、お客様にも楽しい時間を過ごしてもらう一員になりたいと考えています。
「このお店が好き!」と言われて嫌な気持ちになるお店の人はいません。
例文では、幼いころから家族で通っていたという具体的なエピソードで、お店が好きであることをアピールしています。
応募した理由は掃除が好きだからです。子供のころから自身の手によって室内が確実にきれいになっていくという感覚が好きで、整理整頓が得意でした。自分が好きで得意なことを仕事に出来る今回のお仕事に強く魅力を感じています。仕事を通じてより効率的な清掃のテクニックや時短スキルなど、プライベートでも使えるテクニックを学びたいと考えています。
仕事内容に興味がある場合は、その内容を直接アピールしましょう。
例文では、子供のころから掃除が好きだったことを伝えて、仕事の内容と自分の得意分野がマッチしていることをアピールしています。
バイトといっても色々な仕事があり、仕事によって求められる能力は違います。
そのため、アピールしたほうがいいポイントも仕事によって少し変わります。
ここでは、志望動機の例文を職種別に5パターンご紹介します。
学生時代から毎日のようにこちらのお店に立ち寄っていたため、親近感がありました。自宅から距離が近いため、人手が少ない早朝・深夜のシフトでも柔軟に対応可能です。また、初対面の人とのコミュニケーションも得意で、バイトのメンバーはもちろんのこと、お客様に対しても季節に合わせた挨拶で気持ちを和ませたりと、少しでも楽しい時間が過ごせるよう心がけます。
24時間体制のコンビニでは、早朝や深夜など柔軟にシフトに対応できる人はありがたい存在です。
また、コンビニは接客業でもあるため、コミュニケーション能力をアピールすることもポイントです。
例文では、元々お店を知っていたことに合わせて、家から近いからシフトに対応できることと、コミュニケーション力もアピールしています。
昔からにぎやかな飲食店でのアルバイトに興味がありました。学生時代からコミュニケーション能力を褒められることが多く、サークルでも調整役としてコミュニケーションを取りもつ役まわりを引き受けてきました。こちらのお店でもその能力を活かし、世代の異なる皆さんが楽しく過ごせるよう、ムードメーカーとして働きたいと考えています。
飲食店はキッチンとホールに分かれることが多いですが、どちらにしても指示が飛び交うことも多い職場です。
そのため、明るいコミュニケーション力をアピールすることが大切です。
例文では、学生時代の経験からコミュニケーション力をアピールしています。
今回応募したのはイベントスタッフという仕事に興味があるからです。学生時代から体育祭や学園祭などが好きで、学園祭では実行委員長として全体の企画を調整したり、会場のレイアウトを考えたりとゼロから企画に携わり、イベントを盛り上げました。大人数でのコミュニケーションも得意なので周囲と歩調を合わせつつ、やるべき作業を地道に続けることができます。
イベントスタッフでは、協調性やコミュニケーション力をアピールしましょう。
会場の設営など力仕事が業務内容の場合は、体力があることを伝えると好印象につながります。
例文では、学生時代の行事を通してリーダーシップや協調性をさりげなくアピールしています。
接客業で働きたいと考え、今回応募しました。学生時代からイベントなどの物販ブースに立っており、販売業・接客業の雰囲気には慣れています。商品をたくさんのお客様に買ってもらえるのは嬉しいですし、小さいころから遊びなどで作業がよりスムーズに進むようにするにはどうしたらいいかを考えてきました。仕事を通して、色々な経験を積んでいきたいと考えています。
販売・接客業で大切なのは「人と話すことが苦手ではないこと」です。
必ず人と話すことになる業種のため、それに抵抗がないことをアピールしましょう。
例文では、接客業に興味がある点や、作業効率化に関心があることをアピールしています。
学生時代から人に教えることが好きで、講師や家庭教師などに憧れていました。また、課題にぶつかった際に新しいやり方や突破口を自分なりに工夫するプロセスも得意なため、相手に合わせて教え方を工夫するプロセスを楽しみつつスキルアップを目指せると考えています。得意分野以外にも興味関心を広げて新たな知識を吸収するプロセスも好きなので、長いスパンで続けていきたいです。
塾講師や家庭教師は人に教えることが好きなことをアピールしましょう。
1人の決まった人とじっくりとコミュニケーションを取れることを伝えられると採用担当者に好印象を与えられます。
例文では、元々人に教えることが好きなことと、長く働きたいと考えていることをアピールしています。
自由記入欄だからといって、志望動機にどんなことを書いてもいいわけではありません。
NGとされる志望動機の内容もあります。
例えば「仕事が楽そうだから」「自分でもできそう」というのはNGです。
「楽をしてお金を稼ごうとしている」と思われたり、「少し大変になったらすぐやめそう」という印象を持たれたりするため、担当者も採用したいと思えません。
そもそも、どのような仕事でも楽な仕事はないと思った方がいいでしょう。
また、ポイントを絞らずだらだらと長く書いてしまうのも、何を伝えたいかがわからないためNGです。
当然、思いつかないからといって空欄にするのも避けましょう。
なぜ志望したかがわからないのもよくないですが、履歴書の空欄はそもそもマナー違反です。
志望動機の内容以前に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
この記事ではバイトの履歴書に記入する志望動機について解説しました。
履歴書の志望動機欄は、自分の熱意をアピールできる大事な項目です。
この記事を参考に、採用担当者に好印象を与えられる志望動機を記入しましょう。