面接の準備は何をしたらいい？面接の心構えやマナー、持ち物まで徹底解説！

面接の準備をするまえに、おさえておいてほしい大切なポイントがあります。
それは「面接は人との会話である」ということ。
面接の準備というと「面接中に話したほうがいいこと」とか「こう話せばいい」というテクニックを探しがちですが、面接官も一人の人間です。

あらかじめ準備したことを、覚えて話すためではなく、当日落ちついて面接官と話すためにも準備は大切です。
「面接の準備は相手としっかりコミュニケーションをとるために行うもの」と意識しながら、さっそく準備を進めていきましょう。

面接の準備といっても、何を準備していいかわからない人もいるかもしれません。
ここでは、下記の面接の準備でやった方がいいことを6つ紹介します。

面接の前に、会社の基本情報を確認しておきましょう。
会社のことを全く知らないまま面接に行ってしまうと「この人は会社に興味がないのかな？」と面接官に思われてしまうかもしれません。

会社のホームページを見て、事業内容や社員数、会社の考え方などを確認しておきましょう。
求人情報もよく読み、仕事内容を理解しておくと、業務についての質問や会話がしやすくなります。

面接では、簡単な自己紹介を求められることがあります。
事前に自己紹介の内容を考えておくと、お願いされた時にスムーズに話すことができます。

自己紹介では、自分の経歴や仕事の経験を中心に話しましょう。
職務経験がない場合は、自分がいままで力を入れて取り組んだことなどをまとめておきましょう。

長くなってしまうと覚えるのも大変になるため、内容は一度短く簡潔に作ってから、伝えたい部分を追加してまとめていくのがおすすめです。

面接時に聞かれそうな質問を事前に考えておきましょう。
当日に同じ質問が来るとは限りませんが、準備しておけば慌てずに答えられます。

「なぜ競合じゃなくてこの会社を選んだのか？」
「今までの経歴と違う職種を選んだのはどうして？」
「学生時代に頑張ったことは何ですか？」

といったように、面接ではある程度聞かれる質問は決まっています。
聞かれそうな質問の想像がつかない場合は、企業情報や求人情報をもとに周りの人に相談をしてみるのもおすすめです。

逆質問とは、面接官に対してこちらから質問することです。
「何か質問がありますか？」と聞かれたときに良い質問ができると、面接官にいい印象を与えられます。

「競合他社との差別化としてこの分野に力を入れているように見えるのですが、なぜこの分野なのでしょうか？」
「今回の募集ポジションでは、働いた後どういったスキルを磨くことが期待されますか？」

といったように、事前に調べた情報を踏まえて、質問を用意しておきましょう。

アピールすることばかり考えすぎずに、気になることをちゃんと質問することが大切です。

面接に向かう前に、最低限のマナーとルールは確認しておきましょう。
下記は面接の基本マナーです。

• 服装は一般的にはフォーマルなもの、スーツなどが好ましい
• 言葉遣いは敬語を使えているか
• へらへらした態度をとっていないか
• 時間を守れているか
• 入室前にドアをノックする

これらの基本的なマナーができていないと、面接の準備や常識が足りていないと面接官に思われてしまうかもしれません。

その他の面接のマナーや詳細は下記の記事で解説しています。
マナーに不安がある方は、一度ご覧になって下さい。

情報の下調べや、質問事項をまとめたら、面接の練習をしましょう。
面接練習は転職エージェントを使う場合にはサポートしてくれることが多いですし、家族や友人にお願いするのもおすすめです。
すぐに頼める人がいない場合は、録画して自分で確認してみるだけでも変わります。

人と話すのが苦手な人でも、練習を重ねることで、自信を持って本番にのぞむことができます。
面接の場で、緊張してうまく会話が出来ずに終わるのはもったいないです。
事前に練習して面接時にスムーズに話せるようにしておきましょう。

面接の練習についてのポイントは次の記事でまとめています。
面接の練習をする時は是非一度ご覧ください。

ここでは、面接の前日に確認すべきことをお伝えします。
せっかくの面接準備を無駄にしないためにも、前日の確認を必ずおこない、万全の準備で面接に向かいましょう。

面接の日程と場所、行き方を確認しておきましょう。
電車の遅れや渋滞が発生することも考慮して、別ルートを考えておくことも忘れずに。

事前に地図を見て、方角と距離も確認しておきましょう。
情報で駅徒歩5分と書いてあっても、改札口から駅の出入り口まで遠かったり、混雑でスムーズに進めない可能性もあります。
面接当日は遅刻しないように余裕をもって出発しましょう。

急に連絡が必要になったときのために、会社の連絡先をメモしておきましょう。
携帯を忘れたり、充電が切れたりすることもあるので、紙にメモしておくと安心です。

面接直前に連絡をする場合はメールではなく、電話で連絡するようにしましょう。

忘れ物がないように、前日に持ち物を準備しておきましょう。
下記のチェックリストを使って、忘れ物はないか確認してください。

他にも持っておいた方がいいもの、あると便利なものなどはこちらの記事をご覧ください。

面接時の服装は、相手から特に指定がない限り、スーツなどのフォーマルな服装にしましょう。
私服でいいと言われた場合でも、ジャケットを羽織ったり、清潔感を意識した服装を心がけることをおすすめします。

前日に靴やバッグに汚れや傷がついていないか確認し、必要であれば靴磨きや手入れをしておきましょう。
靴やバッグの汚れや傷が面接に与える影響は少ないかもしれませんが、細かい部分にも気を配ることが大切です。

面接時の服装や髪形については、次の記事をご覧ください。

最後に、これまで準備したことをもう一度確認してから、面接に行きましょう。

面接では、面接官もあなたと会話をしたいと考えています。
しかし、受ける側としては「受かりたい」というプレッシャーや緊張でうまく会話が出来ず、伝えたいことが伝わらないことがよくあります。

面接の準備をしっかりすることで、当日に慌てずにリラックスして話せるようになります。
準備を万全にして、悔いのない面接ができるようにしましょう。