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面接の入室・退室の仕方とは?面接官に好印象を与えるポイント

面接の入室・退室の仕方とは?面接官に好印象を与えるポイント

面接における入室と退室のマナーは、あなたの印象を決める重要な要素です。面接のシミュレーションをした時に、「面接室への入室や、退室の仕方がわからない」と悩む方も多いかもしれません。

この記事では、面接の入室・退室の仕方の基本的な流れとマナー、入退室の時に面接官が見ているポイントについて解説します。

【面接室への入室】基本の流れとマナー

【面接室への入室】基本の流れとマナー

多くの面接では、上記の図の流れで面接室に入室します。
ここでは、一般的な面接の入室の仕方についてくわしく解説します。

ドアを3回ノックする

面接室に入室する時は、ドアを3回ノックしましょう。
ノックには、部屋に人がいるか確認することや、入室の許可を求める意味合いもあります。
なので、ドアが少しだけ開いていたとしても、ノックして問題ありません。

もしドアが大きく開いていた場合は、ノックする必要はありません。
「失礼いたします」と声をかけて、入室の許可を待ちましょう。

「失礼します」と伝えてから入室する

部屋の中から「どうぞ」など、入室を促す声が聞こえたら、「失礼します」と返事をしてから入室します。
この時の挨拶で面接官の第一印象が決まるので、少し大きな声で元気よく挨拶しましょう。

もし、部屋の中から返事がない場合は、もう一度3回ドアをノックします。
それでも返事がない場合は「失礼します」と声をかけてから入室します。

ドアを閉める

入室時にドアが閉まっていた場合は、部屋に入ったあとドアを閉めましょう。

この時、面接官に完全に背を向けないようにすることがマナーです。
後ろ手でドアを閉めるのも、適当な印象を与えてしまうので、すこし斜めを向くイメージでドアを閉めましょう。

椅子の横まですすんで、挨拶する

ドアを閉めた後は、扉の前で面接官に向かってお辞儀をします。
その後、椅子の横まで進みましょう。
椅子の横に立ったら、改めて面接官に挨拶をします。
この時の挨拶は簡潔に、「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」といった内容で問題ありません。

挨拶した後は、ゆっくりとお辞儀をしましょう。

「失礼します」と話して着席する

挨拶の後に、面接官から着席を促されたら、「失礼します」と伝えて着席します。
この時の座り方は、背もたれに背を預けすぎず、背筋を伸ばして、座るようにしましょう。

着席したら、面接官の案内に従って、面接を始めます。

【パターン別】入室の流れとマナー

面接によっては、先に面接室に案内してもらうパターンや、面接官と一緒に面接室に入るパターンがあります。
ここでは、パターン別に面接の入室の仕方について解説します。

面接官が後から来る場合

面接官がまだいない部屋に、先に通してもらった場合、着席を促されたら席に座って面接官を待ちます。
この時、スマートフォンなどはいじらないように注意しましょう。

面接官が来たら立ち上がって、名前を名乗って挨拶をします。
その後、着席を促されたら「失礼します」と伝えて着席し、面接官の案内に従って面接を始めます。

面接官と一緒に入室する場合

面接官と一緒に面接室に向かう場合は、面接官と合流した時に、名前を名乗って挨拶します。
その後、面接官についていき、面接室に向かいます。

面接室へは、面接官の後に続いて入室し、ドアを閉めます。着席を促されたら「失礼します」と伝えて着席しましょう。

着席したら、面接官の案内に従って面接を始めます。

Web面接の場合

Web面接の場合は、開始時間の5分前には指定のURLにアクセスして待機します。
面接官がアクセスをしてきて面接が始まる時に、カメラに向かって自分の名前を名乗り、挨拶してお辞儀しましょう。

その後、面接官の案内に従って面接を始めます。

【面接室からの退室】基本の流れとマナー

【面接室からの退室】基本の流れとマナー

多くの面接では、上記の図の流れで面接室から退室します。
ここでは、一般的な面接の退室の仕方についてくわしく解説します。

準備をして、椅子から立ち上がる

面接が終わった後、まずは「本日はお時間をいただきありがとうございました」とお礼を伝えましょう。
その後、もらった書類や、カバンから出したものをカバンにしまい、退室の準備が出来てから立ち上がります。

お礼の挨拶とお辞儀をする

立ち上がった後、「ありがとうございました」と再度お礼を伝えて、ゆっくりとお辞儀します。
お辞儀が終わったら、一呼吸おいてからドアに向かいましょう。

ドアの前まで進み、面接官の方を向く

ドアの前まで移動した後、そのまま退出せずに一度面接官の方を向きます。

「失礼します」と挨拶して、部屋の外に出る

部屋を出る前に「失礼します」と挨拶して、お辞儀をしましょう。
お辞儀が終わったらドアを開けて、部屋の外に出ます。

この時にも、面接官に完全に背中を向けないようにしてドアを開けましょう。

軽くお辞儀をしながらドアを閉める

部屋の外に出て、ドアを閉めるときは、面接官へ軽くお辞儀をしながらドアを閉めます。
ドアを閉めるときは、できるだけ音を立てないで丁寧に閉めましょう。

部屋を出て、ドアを閉めたら、面接室の退室まで完了です。

【パターン別】退室の流れとマナー

面接が終わったら、まずは「本日はお時間をいただきありがとうございました」とお礼を伝えましょう。

その後の退室の仕方については、面接官が先に退室するパターンや、面接官と一緒に面接室にでるパターンがあります。
ここでは、パターン別に面接の退室の仕方について解説します。

面接官が先に出る場合

面接が終わってお礼を伝えた後、面接官が先に面接室を出る場合は、面接官が立ち上がったタイミングで自分も立ち上がります。
そのまま面接官が部屋を出るのを見送り、面接官が部屋を出るタイミングで、改めてお礼を伝えてお辞儀しましょう。

その後、案内に従って面接室を退室します。

面接官と一緒に部屋を出る場合

面接が終わって、お礼を伝えた後、面接官と一緒に部屋を出る場合は、面接官が立ち上がったタイミングで自分も立ち上がりましょう。

そのまま面接官についていき、部屋を退室します。
面接室の外で面接官と別れる場合は、再度お礼を伝えてお辞儀して別れましょう。

企業によっては、エレベーターや受付前まで見送ってもらえることもあります。その場合は改めてお礼を伝えて、面接官と別れましょう。

Web面接の場合

Web面接の場合でも、面接が終わったら、まずお礼を伝えます。
その後、自分が先に退室する場合は「本日はありがとうございました。失礼します」と挨拶して、ミーティングルームから退室しましょう。

面接官が先に退室する場合は、面接官が退室するときに「ありがとうございました」とお礼を伝えましょう。

面接の入室・退室で見られるポイント

「面接の入室・退室の時に、面接官がどこを見ているのか」を理解しておくと、振る舞いで気を付けるべきところがわかります。

ここでは、面接の入室・退室のときに、面接官が見ているポイントを解説します。

挨拶がきちんとできているか

挨拶は第一印象を左右する大切な場面です。
面接の入室時の挨拶で、面接官があなたに持つ印象は大きく変わります。

挨拶をする時は、少し大きな声でハキハキと話すようにしましょう。
そして、緊張して自分の名前を名乗り忘れないように注意しましょう。

挨拶の例:面接室に入室時、椅子の横での挨拶
「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」

また、人によって態度を変えるのは、悪い印象を与えてしまうかもしれません。
面接中だけではなく、受付の人やすれ違った人に対しても、丁寧な挨拶を意識しましょう。

ビジネスマナーができているか

面接の入室時では、ドアのノックの回数や、振る舞いなどのビジネスマナーができているかも見られています。
なぜ、ビジネスマナーが出来ているかを確認するのかというと、相手に対しての気遣いや、面接に対しての準備をしてきたかを見たいからです。

ビジネスマナーを守ることは、練習すれば難しいことではありません。
マナーを覚えて、面接官に好印象を与えましょう。

身だしなみに気を配れているか

面接の入室の時に、面接官が持つあなたの第一印象が決まります。
そのときに、服装や髪形などの身だしなみに気を配れているかも見られています。

入室のマナーができていても、髪がボサボサだったり、服にシワがあったりすると、だらしない印象になってしまいます。
出かける前はもちろん、面接の前にも身だしなみを確認しておきましょう。

また、身だしなみの確認をするために、面接会場には、余裕をもって早めに到着することをおすすめします。

まとめ

この記事では、面接の入室・退室のマナーについてまとめました。

  • 面接の入室・退室の流れを覚えておく
  • 一般的ではないパターンの流れを覚えておく
  • 挨拶、ビジネスマナー、身だしなみといった部分にも気を付ける

面接の入室の振る舞いで、面接官の持つあなたへの第一印象が決まります。
入室・退室の流れとマナーを覚えて、面接官に第一印象で好印象を与えましょう。

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