はたらこマガジン
新しい働き方を見つける情報メディア
仕事

面接時の挨拶はこれで安心!例文付きでタイミングからマナーまで解説

面接時の挨拶はこれで安心!例文付きでタイミングからマナーまで解説

面接のときの挨拶は、面接官に最初の印象を与える大切な場面です。当日の流れを考えたときに、自分の名前を出すタイミングや、最初になんて挨拶するのかわからない人もいるのではないでしょうか。

この記事では、面接会場に着いた後の受付から、面接室の入室、退室時の挨拶まで、具体的な例やマナーを解説していきます。

【面接到着】受付での挨拶

挨拶は、相手の第一印象に大きく影響します。
受付での挨拶から、面接が始まっている気持ちでのぞみましょう。
まずは、受付に人がいる場合と、インターホンで呼び出す場合、それぞれの挨拶マナーを解説します。

受付に人がいる場合

企業の受付に人がいる場合は、受付の人に挨拶をしたうえで、面接で訪問したことを伝えましょう。
面接先企業専用の受付がある場合と、複数の企業が入っている総合ビルの受付では、要件の伝え方が少し変わります。

また、挨拶をする時は「おはようございます」「こんにちは」と、堂々と挨拶しましょう。

例文:面接先企業の受付の場合
「こんにちは。本日○○時より面接予定の○○と申します。○○部の○○様(担当者の方)にお取り次ぎいただけますでしょうか」

例文:複数の企業が入っているビルの受付の場合
「こんにちは。本日○○時より○○社で面接予定の○○と申します。○○社の方にお取次ぎを願えますでしょうか」

インターホンで呼ぶ場合

企業によっては、受付にインターホンや内線を置いているだけの企業もあります。
その場合、インターホンや内線がつながったら、挨拶をして、面接で来たことや自分の名前、担当者の部署と名前を伝えましょう。

また、内線をかける場合、相手の人が通話を切ってから、受話器を置くのがマナーです。

例文:インターホン・内線で呼び出す場合
「こんにちは。本日○○時より面接予定の○○と申します。○○部の○○様(担当者の方)にお取り次ぎいただけますでしょうか」

【面接開始】入室時の挨拶

面接の入室時の挨拶のマナーは、自分と面接官がどのタイミングで面接室に入室するかで変わります。
ここでは、4パターンの挨拶マナーを、例文付きでご紹介します。

自分で入室する場合

面接官が既にいる部屋に、自分で入室する場合の流れは、次の通りです。

入室の流れとマナー

この時、面接官への挨拶は、自分の名前と「よろしくお願いします」といった内容で問題ありません。

例文:面接室に入室時、椅子の横での挨拶
「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」
※学生の場合は、「○○大学の○○と申します」と、大学名を付けて名乗っても問題ありません。

面接の入室のマナーについては、こちらの記事でくわしくまとめていますので、ご活用ください。

先に部屋に通された場合

先に面接室に案内してもらった場合、スマートフォンなどはいじらず、静かに座って待ちましょう。
この際に履歴書などの提出書類がある場合は、机の上に出しておきましょう。

面接官が入室したら立ち上がり、自分の名前を伝えて、挨拶し、お辞儀します。
その後、面接官から着席するように言われてから、「失礼します」と伝えて座りましょう。

例文:面接官が入室した時に、立ち上がって挨拶
「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」

面接官と一緒に入室する場合

面接官と一緒に面接室へ移動することもあります。
その場合、面接官が来たタイミングで、自分の名前を伝えて、挨拶し、お辞儀しましょう。

その後は、面接官の後ろについていき、面接官がドアを開けたら、「失礼します」と言って入室します。
椅子の近くまで移動し、面接官から席にかけていい合図が出たら、「失礼します」と言ってから座ります。

例文:面接官と合流した時に、立ったまま挨拶
「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」

オンライン面接の場合

オンライン面接の場合は、時間の5分前には指定のURLにアクセスし、待機します。
オンライン面接の開始時に、カメラに向かって、自分の名前を名乗り、挨拶し、お辞儀しましょう。

例文:オンライン面接が始まった時にカメラに向かって挨拶
「こんにちは。○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」

【面接終了】退室時の挨拶

面接が終わった後、退室するときの挨拶は、面接官と自分が退室するタイミングによって少し変わります。
ここでは、4パターンの挨拶マナーを例文付きでご紹介します。

自分が先に退室する場合

自分が先に面接室を退室する場合、次のような流れで部屋を出ます。

退室の流れとマナー

面接が終わった後にお礼を伝え、部屋の外に出る前に、面接官に「失礼します」と挨拶をして退室しましょう。

例文:面接が終わった後、椅子から立ち上がり挨拶
「本日はお時間をいただきありがとうございました」
(ドアの前で面接官に振り返り)「失礼いたします」

面接官が先に退室する場合

面接官が先に退出する場合は、まず面接が終わったタイミングで、お礼を伝えましょう。
その後、面接官が立ち上がったタイミングで自分も立ち上がります。

最後に面接官が退室するタイミングで、「ありがとうございました」と再度お礼を伝えて、ドアが閉まるまでお辞儀をしましょう。
その後は、案内にしたがって、退室して問題ありません。

例文:面接が終わった後、座ったまま挨拶
「本日はお時間をいただきありがとうございました」
(立ち上がり、面接官が退室するときに)「ありがとうございました」

面接官と一緒に退室する場合

面接官と一緒に退室する場合は、まずは面接が終わったタイミングで、お礼を伝えましょう。
その後、面接官が立ち上がったタイミングで自分も立ち上がります。

そのまま、面接官についていき、一緒に退室します。
その後、面接官と別れるタイミングで、最後にもう一度お礼を伝えましょう。

例文:面接が終わった後、座ったまま挨拶
「本日はお時間をいただきありがとうございました」
(面接官と別れるときに)「本日はありがとうございました」

オンライン面接の場合

オンライン面接でも、面接が終わった後にまずお礼を言いましょう。
その後、先に自分がミーティングルームを退室する場合は、お礼を伝えて退出します。

面接官が先に退室する場合は、面接官が退室するときにお礼を伝えましょう。

例文:面接が終わったら挨拶
「本日はお時間をいただきありがとうございました」
(自分が退出する時に)「ありがとうございました。失礼します」
(面接官が先に退出する場合)「ありがとうございました」

好印象を与えるためのポイント

せっかく挨拶をするのなら、好印象を相手に持ってもらいたいですよね。
ここでは、面接官に好印象を与えるための、面接時の挨拶のポイントについて解説します。

明るい表情と声のトーンで挨拶する

挨拶をする時は、口角を上げて、明るい笑顔で挨拶しましょう。
おもいっきり笑顔にするのではなく、少しほほ笑むくらいがちょうどいいです。

声も少し大きくして、ハキハキと話すようにしましょう。
最初の挨拶の時に、元気がある方が、相手に好印象を与えます。
挨拶が苦手な場合は、事前に鏡の前で練習しておくと安心です。

少し深めにお辞儀する

お辞儀の姿勢は、頭だけを下げる形ではなく、背筋を伸ばして、腰から上体を傾けるようにしてお辞儀をしましょう。
この時、腰の角度は30度くらい曲げて、少し深めにお辞儀をするとちょうどいいです。

ただ、受付での挨拶や、企業の人とすれ違った時などは、軽く頭を下げて挨拶する程度で問題ありません。

身だしなみに気を付ける

明るく挨拶が出来たとしても、身だしなみが整っていないと、面接官に「この人はだらしない人」という印象を与えてしまうかもしれません。
出かける前はもちろん、面接会場に到着した時にも「服にしわが出来てないか?」「髪がぼさぼさになってないか?」などを確認しておきましょう。

身だしなみを含めた、面接のマナーについては下記の記事でくわしく説明しています。

面接の挨拶についてよくある質問

ここでは、面接の挨拶について、よくある質問に回答します。

面接の受付は何分前にするといいですか?

A 5分前に受付を済ませるのが理想的です。

あまりに早く受付をしても、企業側の都合もあるため、迷惑だと思われてしまう可能性があります。
早く着きすぎた場合は、身だしなみを整えたりして5分前まで待ちましょう。

また、余裕をもって、面接会場には10分前に到着するようにしましょう。

グループ面接の場合の注意点はありますか?

A グループ面接の挨拶も、基本的には一人の時と同じで問題ありません

グループ面接で、自分の順番が最後の場合のみ、入退室の際にドアを閉める必要があります。
自分が話す順番に気を付けて、1人の時と同じように挨拶しましょう。

まとめ

この記事では、面接のときの挨拶について解説しました。

  • 受付から面接室への入室、退室まで、挨拶のタイミングと内容を覚える
  • 挨拶は笑顔で、少し大きな声でハキハキと話す
  • お辞儀は少し深めにする
  • 身だしなみを整えておく

挨拶は人の第一印象に大きく影響します。
面接のときの正しい挨拶を覚えて、不安のない状態で、応募先企業の人に明るい挨拶をしましょう。

この記事がお役に立ちましたら
シェアをお願いします!

  • X
  • Facebook
  • LINE
はたらこねっとで仕事を探すはたらこねっとで仕事を探す
「ブランク有OK」「主婦(ママ)・主夫歓迎」など、豊富な求人情報からあなたにぴったりのお仕事が探せます。