
敬語の「尊敬語・謙譲語・丁寧語」を正しく使い分けよう!【よく使う敬語表現一覧付】
「2000年以降」という言葉を使うときや聞いたときに、2000年も含むかどうかと迷ったことはありませんか?
この記事では、「以降」という言葉を自信をもって使いこなせるように、意味と使い方についてわかりやすく説明します。さらに、類語や対義語、英語表現など「以降に」関することばについても取り上げていきます。
結論からお伝えすると、「以降」はその直前の数字や日付、出来事などを含む表現です。
「以降」は、ある起点を含むそれより後に続く期間を指します。
たとえば、「2025年以降」という場合、2025年を含むその後の期間を指します。
「以降」の読み方は「いこう」です。それぞれの漢字の意味は、以下のようになっています。
これらの漢字から成り立つため、「以降」は、ある起点(以降の前にあるもの)から、その後に続くものを指しています。
「以降」は時間や日付、数字だけでなく、出来事にも使うことができます。
「午後1時以降に会議室を予約してください」
「2025年1月1日以降に、この規定は適用されます」
「注文番号501番以降の商品は、来週発送いたします」
「そのイベント以降、彼の考え方が大きく変わった」
また、「これ以降」というように、話している瞬間や、何かを指摘した後の期間にも使うことができます。
ここでは、「以降」に関する言葉や表現について紹介します。
様々な言葉や言い換えのバリエーションを知っておくことで、表現の幅が広がります。
「以降」と似たような意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。
ほぼ同じ意味で使われ、その起点を含む
「ある時から今までずっと」という意味
過去の特定の出来事や時点の直後から続く時期を指す
現在の時点から未来にかけての期間や出来事を指す
「以降」は、このように言い換えることができます。
「2025年1月1日以降に、この規定は適用されます」
→「2025年1月1日から、この規定は適用されます」
それ以外にも、下記のような表現で言い換えることが可能です。
「以降」と反対の意味を持つ言葉は「以前」です。
以前は、直前の数字や日付、出来事などを含むそれより前の期間を指す言葉です。
たとえば、「2025年以前」という場合、2025年を含むその前の期間を指します。
「以降」に似たような英語の表現もいくつかあります。
「~より後」という意味、その日や時間は含まない
ある時点から今まで続いていることを意味する
ある時点を起点にして、それ以降を指す
この記事では、「以降」という言葉について解説しました。
「以降」は、ある起点から、その後に続くもののことを指します。
たとえば「今日以降」といわれた場合は、今日も含まれることに注意が必要です。
日常的に使われる言葉だからこそ、しっかりとその使い方を覚えておくことが大切です。
これからは、時間や出来事を指す場面で、適切に「以降」を使いこなしてみましょう。