
タイピングを早くする6つのコツ!スピードアップのための練習方法も紹介
「パソコン作業に時間がかかる」、「入力ミスが多い」そんな悩みはありませんか?
タッチタイピングは、文字入力が速くなり、ミスも減り、パソコン作業の効率がぐっとアップする、PCスキルのひとつです。
この記事では、タッチタイピングとは何か、そのメリットや基本のやり方、練習のコツまで、初めての方でも理解できるよう、基本から順に説明します。
「なんとなく自己流でキーボードを打っている」という方にも、きっと役立つはずです。
タッチタイピングとは、キーボードを見ずに画面を見ながら文字を入力する技術のことです。
指の位置や動きを覚え、キーの位置を目で確認せずに打ちます。
タッチタイピングは、作業速度を上げるためにぜひ身につけてほしいPCスキルの1つです。
キーボードを見ずに入力するというと「ブラインドタッチ」という言葉を思い浮かべる人もいるかもしれません。
実は「タッチタイピング」と「ブラインドタッチ」は同じ意味です。
ただし、現在では「タッチタイピング」という言葉を使うのが一般的になってきました。
なぜ「ブラインドタッチ」が使われなくなったかというと「ブラインド(blind)」には「盲目」という意味があり、人によっては差別的なニュアンスを感じることがあるからです。
海外でも「タッチタイピング(Touch Typing)」が一般的に使われています。
なぜ、キーボードを見ずに文字を入力するのが良いのでしょうか?
ここでは、タッチタイピングの主なメリットを3つ紹介します。
タッチタイピングの一番のメリットは、入力作業のスピードが上がることです。
キーを探すためにキーボードを見て、次に画面に視線を移し、文字を変換する、といった動きが必要なくなり、作業がスムーズになります。
文書やメールの作成、データ入力など、仕事や勉強にかかる時間も短くできるでしょう。
画面を見ながら入力していくため、文字の入力ミスや変換ミスにもすぐに気づくことができます。
その結果、打ち直しや内容のチェックにかかる時間が減り、効率よく作業を進めることができます。
キーボードと画面を交互に見る必要がなくなるため、目の疲れが少なくなるとも言われています。
また、画面(=正面)を見てタイピングすることで、自然と正しい姿勢が身につきます。
正しい姿勢でパソコン作業ができるようになると、肩こりや腰の痛みなどを予防することにもつながります。
長くパソコン作業をする人にとっては、これも大きなメリットです。
タッチタイピングを身につけるには、正しいやり方を知ることが大切です。
ここでは、基本となる2つのポイントを紹介します。
タッチタイピングをするときは、指を「ホームポジション」と呼ばれる場所に置くのが基本です。
この位置を覚えると、どのキーにもすばやく、効率的に指を動かせるようになります。
■ ホームポジション(正しい指の位置)
「F」と「J」のキーには、目印になる小さな突起(ポッチ)がついています。
この目印を手の感覚で探し、人差し指を置くことで、キーボードを見なくてもホームポジションを見つけられます。
文字を打ち終わったあとは、必ずこのホームポジションに指を戻すようにしましょう。
タッチタイピングでは、どの指がどのキーを打つかが決まっています。
ホームポジションから効率的に打てるようになっていて、ムダな動きが減り、タイピングが速くなります。
■ 各指が担当するキー
最初は思うように動かないかもしれませんが、練習を重ねるうちに、自然と指が動くようになります。
正しい指使いを意識して、少しずつ覚えていきましょう。
タッチタイピングを身につけるまでにかかる時間は、人によって違います。
ですが、毎日少しずつ練習を続ければ、だいたい1~2ヶ月ほどで習得できると言われています。
パソコンに慣れている人や、ローマ字入力に抵抗がない人なら、もっと早く習得できることもあります。
集中して練習すれば、数時間でタッチタイピングのコツをつかむ人もいます。
人と比べて「自分は遅いのかな」と感じることもあるかもしれませんが、焦る必要はありません。
自分のペースで、コツコツと練習を続けていきましょう。
次のセクションでは、タッチタイピングを習得するための具体的なコツをご紹介します。
タッチタイピングを身につけるには、練習を続けることが大切です。
ここでは、初心者がタッチタイピング習得に向けて練習をする際の3つのコツを紹介します。
タイピングの練習には、タイピング練習用のサイトがおすすめです。
無料で使えるもの、ゲーム感覚で楽しみながら続けられるものがたくさんあります。
探すときは、「タイピング 練習」や「タイピング 練習 ゲーム」といったキーワードで検索してみてください。
操作が簡単なものや、自分の苦手なキーをチェックしてくれる機能がついたものなど様々な種類があります。
自分の気に入ったツールを使うことで、自然と継続しやすくなるでしょう。
練習を始めたばかりのときは、ついキーボードを見てしまいがちです。
でも、できるだけ手元を見ずに、画面を見ながら入力する習慣をつけていきましょう。
手元を見ないことを意識して練習するだけでも、少しずつ習慣になっていきます。
100%画面だけを見て入力できなくても、キーボードを見る頻度が減るだけでタイピングのスピードアップにつながります。
はじめは無理にスピードを上げようとせず、正確に打つことを重視するのがポイントです。
タッチタイピングは、練習を続ければ誰でもできるようになります。
大切なのは「毎日少しずつでも続けること」です。
1日10分でもいいので、入力ミスを恐れずにタッチタイピングで文字を入力してみてください。
自転車に乗れるようになったり、楽器が弾けるようになるのと同じように、繰り返し行うことで自然と体が覚えていくはずです。
タッチタイピングとは、キーボードを見ずに、画面を見ながら入力するスキルです。
これができるようになると、文字入力が速くなり、ミスも減り、パソコン作業の効率がぐっとアップします。
まずは、基本となるホームポジションを覚えるところから、始めてみましょう。
最初は思った通りに入力できないかもしれませんが、正しいやり方を理解して、1日10分でも練習を続けることで、少しずつキーボードを見る頻度が減ってくるはずです。
パソコンスキルを向上したいという人は、ぜひタッチタイピングに挑戦してみてください。