株式会社Best Delight Groupのインタビュー写真

Interviewee

株式会社Best Delight Group Tさん(パート/勤務歴15年)

「時給の良さ」をきっかけに
見つけた、自分の性に合う仕事

転職しなければならなくなったとき、1円でも時給が高いところを探していて、たまたま見つけたのがこのホテルの清掃のお仕事。
これまで飲食や配送の経験はありましたが、サービス業ははじめて。でも、不安はありませんでした。

部屋の清掃やベッドメイクということで仕事のイメージもついていたので、(ちょっと試しにやってみよう)と、かるい気持ちではじめることに。お仕事は特にギャップもなくイメージ通りでした。

潔癖症というわけではないけれど、もともとキレイ好きで掃除好き。部屋がキレイになると、気持ちよくって(笑)
なんとなく始めた仕事でしたが、思っていたよりも自分の性に合っていました。

目の前のことをがんばり続ける。
その結果が自分でも驚きの勤続15年

1日で20部屋ほどを担当します。
体力的にはたいへんですが、導線を最小限におさえながら体力を温存したり、ウォーターサーバーの入れ替えなどの力仕事は男性スタッフの力を借りたり。工夫しながらやっています。

実はもともと長く働くつもりはなかったので、別のお仕事を探していた時期もあったんです。
ただ、工夫して、仲間を頼って、なんとか乗りきって、というのを繰り返しながら毎日を過ごしていくうちに、人間関係も仕事内容も、またイチから築いていくのはたいへんだなーと思うようになって…
いつの間にか別のお仕事を探すのをやめていました。

といっても、15年も続けられているのは自分でも驚きです。この仕事がきらいじゃないし、向いているということなのかもしれませんね。

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長く働くからこその愛着も。
ここにいることが日常生活の一部に

お客さまに会うことはほぼない仕事です。「ありがとう」という言葉も直接言ってもらえません。でもそういう仕事と割り切っているので、お客さまの笑顔が見たいとか、感謝してもらいたいとか、思ったことがありません。

たまにアンケートで「居心地がよかった」というコメントをいただくのですが、それを見てうれしい気持ちになることはありますけどね。

昔は「仕事」という責任感で、今は15年働くことで湧いたこの建物への愛着で、少しでもキレイにしたいとお掃除をする日々。時間に少し余裕があれば、いつもよりピカピカに拭き上げたくなります(笑)

基本的に毎日同じことの繰り返し。すっかり日常生活の一部になりました。
来ることが当たり前になったこの場所で身体が動かなくなるまで働き続けたいと、今は思っています。