テンアライド株式会社のインタビュー写真

Interviewee

テンアライド株式会社 Mさん(40代/主婦/勤務歴5年)

何ができるか分からない。不安の中
手探りではじめた15年ぶりのお仕事

子どもの手が離れたのを機に、お仕事をはじめることにしました。職種は特にこだわっておらず、家から近いことを第一条件に探していて、馴染みだったこのお店も候補にあがりました。

ただ、どこで働くにしても15年ぶりのお仕事復帰。私に何ができるだろう。身体はもつのかな。すべてが未知数。
面接で店長に「ホールと調理場どっちがいい?」と聞かれたとき、「何ができるか分かりません」と答えたくらいです。

(これは落ちたなー)と思っていたんですが、採用してもらって。それならやるしかない!と、いい意味で開き直り、ホールのお仕事にチャレンジすることになりました。

「家」とはちがう。はたらく私が
見つけたもうひとつの居場所

実は大学生の娘と同じバイト先なんです。短い期間でしたが、息子も一緒に働いていた時期がありました。

子どもたちからは「すごくニコニコしてるよね!猫かぶってる(笑)」と言われます。
『家にいるお母さん』と『はたらくお母さん』はちがうかもしれませんが、家も、お店も、どちらも私の居場所になっていると思います。

ちなみに娘と一緒にあがるタイミングが同じになり、夕ご飯の準備が必要ないときは、お店で一緒にご飯を食べて帰ります。
お酒が飲めるようになった娘と「お疲れさまー」って乾杯するのは、楽しみのひとつになっていますね。

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達成感とちいさな嬉しさの積み重ね
モチベーションを保てた5年間

メニューなど覚えることが多く、体力的にも大変で心配した家族から「辞めてもいいんじゃない?」と言われたことがありました。

でも、休憩中にメニュー表をひたすら読み込んで、片付けのときに自分が運べるお皿やジョッキの量や数の限界を確認して...
時間はかかりましたが、できることは増えてきていたのでそんな簡単には辞めたくなかったんです。意地もありました。

それに、子どもと同じぐらい年の離れたスタッフの子たちに「~してくれてありがとうございます!」と感謝してもらえたり、1日お仕事を休んだだけで常連さんに「何かあったのかと思ったよ」と心配してもらえたり。
嬉しい...って噛みしめたくなるような瞬間が何度もあるんですよ。

そういったことがモチベーションになり、日々がんばれています。

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