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「AI(人工知能)に対する仕事の期待と不安」について

受付期間:2017/11/6~2017/12/5

第4次産業革命を牽引する、重要なキーワードである「AI(人工知能)」。近頃よく耳にするようになったという方も多いのではないのでしょうか。「AI」の発達には私たちの仕事を効率化してくれるという期待もありますが、一方で仕事を奪ってしまうのではないか、というような不安も語られることが多いようです。
今回のレポートでは、AIの発達に関する期待と不安をご紹介するとともに、国内最大級のAI専門メディア「AINOW」編集長に聞いた、AI時代を迎えるにあたっての働き方に関するアドバイスと対策をお伝えします。
(有効回答数:1450)

基 礎 知 識 AI (人工知能) とは

AI (人工知能) 人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。AIの応用例としては、専門家の問題解決技法を模倣するシステムや、翻訳を自動的に行うシステム、画像や音声の意味を理解するシステムなどがある。
【参照】IT用語辞典:http://e-words.jp/w/人工知能.html

01

AIに対して感じるのは期待?それとも不安?

AIに対して「期待している」が56%で「不安に感じる」の44%を上回る結果に。

「AIに期待している」という人は56%。対して、「AIに不安を感じる」と答えた人が44%という結果になりました。AIに対して期待をしているという回答と、不安であるという回答の差は12ポイントの差で双方とも4割以上の回答を集めました。AIに対する期待と不安が入り混じった様子がうかがえます。

Q AIが進化することに対して期待していますか? 不安に感じますか?
グラフ:AIが進化することに対して期待していますか? 不安に感じますか?
期待している 不安に感じる
02

【AIに対する期待】AIは私たちの働き方をどう変えるか?

エラーやミスをあらかじめ知らせてくれるが最多で64%。
自分の仕事が効率的になることへの期待が見られる結果に。

AIに対する期待として、1位には「エラーやミスをあらかじめ知らせてくれる」が64%。「必要な情報を集めてくれる」が次いで48%、「自動で集計をしてくれる」が43%と続く結果となりました。仕事をスムーズに行う上で、自分の仕事の補助的な役割を担ってもらえることへの期待がうかがえる結果となりました。
一方で、下位には「自分に代わって顧客対応してくれる」が15%、「自分が作ったものを改良してくれる」が11%という結果にとどまり、顧客対応における自分の役割や、創造的な役割を担ってくれるということへの期待は低いようです。

Q 仕事においてAIに期待していることを教えてください。
グラフ:仕事においてAIに期待していることを教えてください。
AINOW 編集長

AIには大きく2つの効果を期待しています。1つは自動化や判断による業務支援、2つ目はデータに基づく予測です。自動化が進むことで人員を配置しなくて済むでしょうし、アウトプットまでに要していた時間も短縮できると想います。2つ目の予測においては、熟練の経験者が勘でやっていた作業が定量化され、経験が浅くても同じ程度の成果が出せるようになります。

03

【AIに対する不安】私たちの仕事はなくなってしまうのか?

エラーや故障により業務に支障がでるが最多で45%。
自分の仕事がなくなってしまうが41%の結果に。

AIに対する不安として、1位には「エラーや故障により業務に支障がでる」が45%。次いで「悪用される可能性がある」が43%でした。注目すべき点としては、仕事において期待する点として「エラーやミスをあらかじめ知らせてくれる」が64%で最も多かったのに対して、不安な点では「エラーや故障により業務に支障がでる」が45%で最上位という結果でした。期待という観点からも、不安という観点から見てもAIのエラー処理に対して関心のある方が多いことがうかがえます。
また、「自分の仕事が無くなってしまう」が41%とこちらもAIに対する不安の上位に食い込んでいます。自分の仕事がなくなってしまうと答える理由としては、「データ集計などAIの方が早く正確にできる仕事だと思うから」が63%。次いで「会社が人員削減しようとしているから」が47%です。AIの処理能力と自分の仕事を掛け合わせた判断基準に加え、働く会社環境の変化も踏まえてAIに対する不安を感じる様子がうかがえます。

Q 仕事においてAIに不安を感じていることを教えてください。
グラフ:仕事においてAIに不安を感じていることを教えてください。
Q 「自分の仕事がなくなってしまう」と感じる理由はなんですか。
グラフ:「自分の仕事がなくなってしまう」と感じる理由はなんですか。
AINOW 編集長

今後無くなっていく職業は、ルール化されている業務、高度な知識を要する業務になると思います。ルール化されている業務としては、決められたことだけを伝えるコールセンターや単純作業を繰り返す生産ライン工、またルーチンの集計作業が上げられます。逆に、高度すぎる職業についても人間よりAIの方が素早く大量データを分析して結論を出せるので、弁護士や会計士、税理士などはAIの方が優秀になっていくと考えられます。

04

今後AIとともに働いていくために必要なこと

対人関係を円滑にするコミュニケーションスキルが51%。
AI時代の働き方は人と関わるスキルが重要と考えられている様子がうかがえる。

今後AIとともに働いていくために必要なこととして、「対人関係を円滑にするコミュニケーションスキル」が51%。次いで「人を思いやるホスピタリティ」が47%という結果となりました。この結果から、AI時代の働き方として、多くの人が、コミュニケーションやホスピタリティといった対人関係におけるスキルを今後身に着けていきたいと考えているようです。
この結果については、前述した自分の仕事がなくなってしまうと感じる理由として「データ集計などAIの方が早く正確にできる仕事だと思うから」が最も高い63%であることと合わせて考えると、データ集計などに関しては機械的でありAIが優れた能力を発揮する業務であるが、一方で対人スキルなどについてはAIに代替され難く今後も人が担っていくと広く考えられている様子がうかがえます。

Q AIに代わられない仕事をするために今後、身に着けようとしている知識やスキルはありますか。
グラフ:AIに代わられない仕事をするために今後、身に着けようとしている知識やスキルはありますか。
AINOW 編集長

AI時代に身につけるスキルやキャリアの方向性としては、大きく3つ上げられます。
1つ目は、AIによる自動化の仕組みを作る仕事に就くこと、2つ目は、AIによって業務が自動化されにくい職業に就くこと、そして、AIが取得できないスキルを身につけることなどが上げられます。

AIの発達で業務の効率化が期待されているけれども、一方で不安な声も多いわね。
今後、AIが高度に発達した時代で働いていくにあたって、中長期的なキャリア形成・スキル向上のために何ができるのかを考えていく必要がありそうね。AIとの共存でより充実した労働環境が実現してほしいわね。

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