派遣/求人情報ならはたらこねっと  > 介護と仕事の両立について聞きました!育児介護休業法もおさらい|みんなの声レポート|はたらこねっと
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
みんなの声レポート みなさんの生の声をご紹介します

育児介護休業法もおさらい!
介護と仕事の両立について聞きました

受付期間:2017年1月16日~3月22日

今回のテーマは「介護と仕事の両立について」聞きました。
育児・介護休業をより取得しやすくするための「育児介護休業法」が2017年1月1日に改正され、 10月1日には施行されますが、「法改正が行われたことを知っている」人は全体の14%と少ない結果に。 また61%の方が「介護を理由に働き方を変えている」ことが明らかになりました。
介護離職という言葉もあるように、高齢化が進む日本で課題が多い介護と仕事の両立。 今回は育児介護休業法の基本もおさらいしていきます。(有効回答数:1043)

基礎知識

2017年1月1日に育児介護休業法が改正されました。
介護をしながら働く方がより介護休業を取得しやすくすることが目的です。
改正された4つの点を紹介いたします。

【育児介護休業法 改正の4つのポイント】
①改正前)介護を必要とする対象家族1人につき通算93日まで原則1回限り取得可能
 改正後)対象家族1人につき通算93日まで3回を上限として取得可能
②改正前)介護休暇について1日単位で取得
 改正後)半日(所定労働時間の2分の1)単位で取得可能)
③改正前)所定労働時間の短縮について介護休業と通算して93日の範囲内で取得可能
 改正後)介護休業とは別に所定労働時間の短縮を利用開始から3年の間で2回以上の利用が可能
④新制度)介護のための所定外労働の制限免除について対象家族1人につき介護終了まで利用できる所定労働の制限を新設

参考文献:「育児・介護休業法について」厚生労働省HP  http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html


01

介護と仕事、理想的な働き方と現実

家族の介護が必要になった際、「介護と仕事を両立したい」が約90%。
実際には「そのまま仕事を続けた」は39%

介護が必要になった際、仕事との両立をしたいか尋ねたところ、88%の方が「仕事と両立したい」と回答しました。
多くの方が介護をしなければいけない場面でも仕事は続けていきたいと考えているようです。
一方で実際に介護の経験がある方に「介護を理由に転職や離職した経験はあるか」聞いたところ、「離職した」が15%、 「そのまま仕事を続けた」は39%で、残りの46%は転職をしたり、同じ職場の中で時短・休業をとるなど、なんらかの方法で働き方を変えているという結果になりました。

Qご家族の介護が必要になった際、仕事との両立をしたいと思いますか?

ご家族の介護が必要になった際、仕事との両立をしたいと思いますか?のグラフ

介護に専念したい 仕事と両立をしたい

Q介護を理由に転職や離職した経験はありますか?

介護を理由に転職や離職した経験はありますか?のグラフ

Q介護を理に転職をした人に聞きました。転職をした理由はなんですか?

みんなの声
【介護の時間をとるためにフルタイムからパートタイムへ】
  • フルタイムでの勤務ができず、時短勤務が不可の仕事だった為に時間の融通のきく仕事に転職をしました。(ぼにょさん)
  • 生活の面倒をみる介護なので週に5日間一定の時間を仕事に拘束される働き方では介護と仕事を両立できなかった(ジルママさん)
  • 介護度は高くてもヘルパーさんは一時間半位しかみてくれないのでフルタイムで働くのは難しかった。(かこさん)
【急な呼び出しに対応できる柔軟な働き方へ転向】
  • 補助サービスや施設にも大変お世話になったが、急な呼び出しに対応できるような職場環境でないと仕事との両立は厳しかった。(kanonさん)
  • 人数的に余裕が無い職場だったので、介護施設から頻繁に連絡がありその度に早退しなければならなかったときは、精神的にも限界になり離職した。(はーちゃんさん)
【遠方での介護が必要だったため】
  • 実家から離れて住んでいたので転職をして仕事と介護が両立できるように実家へ戻りました。(ノースフライトさん)
  • 大阪から神奈川まで介護のために向かう必要が発生し、家族の誰にも頼れない状況でしたので、実際問題就職できないと思いました。(ゆうたんさん)
02

介護経験の有無と介護での悩み

介護経験者は35%。介護期間は「1年~3年未満」が21%で最多。
介護期間にかかわらず、悩みの1位は「金銭的な負担が大きいこと」

介護経験者は全体の35%となりました。介護の期間としては、「1年~3年未満」が25%と最も多く、 仕事と介護を両立させる必要がある期間が、年単位で発生する可能性が高いことを示しています。 また介護における悩みを聞いたところ、どの介護期間でも1位は2位と大差をつけて「金銭的な負担が大きいこと」。 前のアンケートで「家族の介護が必要になった際、仕事との両立をしたい思いますか?」という質問に対して約90%の方が 「介護と仕事を両立したい」と回答しましたが、金銭的な不安もあってこのような結果となったのかもしれません。

Q介護経験はありますか?
介護経験はありますか?のグラフ
今している 過去に経験がある 経験はない

Q介護を行っている、行った期間はどのくらいですか?
介護を行っている、行った期間はどのくらいですか?のグラフ
Q期間別でみる介護の悩み
期間別でみる介護の悩みのグラフ
金銭面の負担が大きいこと 職場や同僚や上司からの理解が足りないこと 法や制度での補助が足りないこと その他

03

1日の仕事と介護の時間配分

仕事は「6時間以上~8時間未満」、介護は「2時間未満」が最多。
「8時間以上」働きながら介護をする方も20%を超える結果に。

仕事と介護の両立をする上で、どちらにどれだけの時間を割くかは重要な問題。
アンケートの結果、仕事時間は「6時間以上~8時間未満」が48%で最も多く、介護時間は「2時間未満」が51%で最も多いことが分かりました。 また「仕事時間」と「介護時間」を掛け合わせてみてみると、仕事を8時間以上行いながら介護を4時間以上行っている方が合わせて35%いることがわかりました。

Q仕事と介護の時間配分はどのくらいですか?

仕事と介護の時間配分はどのくらいですか?のグラフ
~2時間未満 2時間以上~6時間未満 6時間以上~8時間未満 8時間以上

仕事と介護の時間配分はどのくらいですか?のグラフ
~2時間未満 2時間以上~4時間未満 4時間以上~6時間未満 6時間以上~8時間未満 8時間以上

Q介護と仕事の両立についてのお悩みエピソード

みんなの声
介護しながら働く職場環境が整っていない
  • 介護が出来る勤務体系がない。子育てと違い介護は長期化&終わりが見えない。(のあのあさん)
  • 派遣なので勤怠は自己責任。やはり介護を迫られる身としては理解ある職場はあってもほんの一握り。(ちゃびんさん)
  • 人手不足の職場で残業ばかりだったため先輩達が残業してる中、早退や有給消化したいなど言える環境ではなかった。(はちさん)
  • 補助サービスや施設にも大変お世話になったが、急な呼び出しに対応できるような職場環境でなかった。仕事との両立は厳しい。(kanonさん)
周囲からのプレッシャー・理解不足
  • 介護休暇は、なかなか取りづらいのが現状です。育児休暇は取りやすいのに、老人に対しては社会の理解は得づらい。(みーたんさん)
  • パート契約のため出勤率のことを言われてしまうと契約更新してもらえないのではと不安になる。また介護休暇があっても年間に数日で足りない。(まろまろさん)
  • 理解ある言葉を頂いていたが次第に「また休むのか」と言ったニュアンスも出てきて耐えられなくなった。(なおさん)
  • 社会が理解しないのはある意味仕方ないが家族の理解が得られないのが一番きつい。(ひまわりさん)
  • 介護サービスを半日しか使えなかったので、結局離職せざるを得なくなった。家族は口は出すけれど介護には非協力的でストレスでした。(はーちゃんさん)
金銭的な負担
  • 時短勤務しかできなかった為、金銭面でとても苦労した。周りの人のサポートがなければかなりきつかった。(りんたさん)
  • 施設に入れるには利用料が高く、また本人が納得しないので悩んでいる。もう暫く私自身も働いて安定した収入が出来れば先を考えたい。(tigmomさん)

介護をしている方々にとっては、いかに介護休暇を取得しやすい職場環境かが重要になります。介護と仕事を両立させるためには、まずは企業側が「介護休暇」という働く人の権利について理解すること、また職場にいる方々1人ひとりが自分ごととして考えサポートしていくことが必要と言えますね。

04

育児介護休業法改正で良くなったこと、改善してほしいことは?

改正し良くなったことは「対象家族の範囲拡大」と「制度利用の要件緩和」、
もっと改善してほしいところは「企業に対するの両立支援」

2017年1月1日に育児介護休業法が改正され介護と仕事を両立できる環境作りがはじまりました。 法改正があったことを「知っている人」は14%と低い結果になりました。まだ介護を経験していない人も多いためこのような結果になったことが考えられます。 法改正で良くなったことは、「対象家族の範囲拡大」と「制度利用の要件緩和」があげられました。 一方で、もっと改善してほしかった箇所として「企業に対するの両立支援」があげられました。

Q介護休業制度が改正されたことを知ってますか?

介護休業制度が改正されたことを知ってますか?のグラフ
知っている 今している

Q改正して良くなったことは何ですか?

改正して良くなったことは何ですか?
Qもっと改正してほしいところは何ですか?

もっと改正してほしいところは何ですか?

Q育児介護休業法改正について、みんなの意見を聞きました!

みんなの声
育児介護休業法改正に賛成
  • 何人も兄弟がいても介護するのは女性に回ってきます。結婚している場合、実家も出ているしパートや派遣の人が多く家族を扶養する事などできません。 ネックだと話していた内容が変更され良かったです。(パインさん)
  • 介護のために休ませてもらえる回数が全く足りないとは思うが、仕事(お金)も必要であり 終日休ませてもらうのは気が引けるので半日休暇が可能になったのは良いと思う。(エリエエルさん)
  • 休業を分割したり半日単位で使えるようになれば同僚への負担も減る。また自分自身でも仕事を調整しやすくなると思う。(HJK77さん)
  • 残業が免除されると帰り介護者を施設に迎えに行ける。(まゆたんさん)
  • 世の中には「認知症はかなり進んでいるけれど身体が元気だから要介護1」の人も多数おり、そのケースの家族にも使えるようになった点がよい。(VRさん)
育児介護休業法改正に意見
  • 育児と違って介護は先が見えづらい。いつ復職できるか判らない状況でも、休職扱いにしてほしい。(Kojiさん)
  • 一部の心無い人のせいで働きにくい環境って必ずどこでもあると思う。もっと理解を広げ防止措置がしっかりどこでも浸透することが重要である。(maRIeさん)
  • 介護に従事する事に疲弊しない仕組みが必要だと思う。できれば月一回でも介護者の話し合いができる支援場所が行政で開催されるといい。(あかねさん)
  • 介護は他人に任せきれる物ではない。しかし他人に任せて仕事を優先すべき風潮が強く退職するしか家族を守れない。家族より仕事優先主義が変わる事を望むしかない。(cobraさん)
  • 半日単位ではなく3時間や2時間単位でも良いと思う。(ひーさん)

平成29年10月1日から改正施行される「育児介護休業法」。 働く人の実態に即した制度となるように、主に①介護休業の分割取得、②介護休暇の取得単位の柔軟化、 ③介護のための所定労働時間の短縮措置等、④ 介護のための所定外労働の制限が改正されます。 しっかりと法律を理解して、介護と仕事を両立していきたいわね。