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派遣の職場見学にはどんな服装で行く?基本の服装から男女別のポイントを紹介

派遣の職場見学にはどんな服装で行く?基本の服装から男女別のポイントを紹介

派遣の職場見学は、これから一緒に働く人と初めて顔を合わせることになる大切な機会です。
そんな職場見学に「何を着ていけばいいの?」と不安になることもありますよね。

この記事では、派遣の職場見学にふさわしい服装について、基本の考え方から男女別の具体例などわかりやすく解説します。

ビジネススーツやオフィスカジュアルが基本

職場見学のときは、ビジネススーツやオフィスカジュアルな服装で行くのが一般的です。
「きれいめな格好で来てください」と言われた場合には、スーツ寄りの服装を選べば、まず間違いありません。

企業が見ているのは、あなたの「個性」や「センス」ではなく、清潔感や誠実さ、そして「この人と一緒に働けそうか」という安心感です。
奇抜なおしゃれは必要ありません。

もちろん、服装自由な職場もありますが、始めて顔を合わせる見学の場では、きちんとした服装で行ったほうが安心です。
何よりも大切なのは「その場にふさわしいかどうか」という視点です。

■ オフィスカジュアルとは
スーツほどかっちりしていない、仕事にふさわしい「きちんと感」のある服装のこと。スーツと普段着の中間のようなイメージ。

正解は職場によって違う!迷ったら担当者に確認

職場見学の服装は、特に派遣会社から指定がなかったり、「きれいめで」のように指示があいまいだったりする場合があります。

また、職場見学の服装は、実際の職場の雰囲気や業種によって変わるので、具体的に何を着ればいいのかわからず不安になる人も多いです。

だからこそ、迷ったら派遣会社の担当者に聞くのが一番です。

「スーツで伺ってもいいですか?」
「ジャケット着用の、オフィスカジュアルで大丈夫ですか?」

こうした形で一度確認を入れておくと良いでしょう。

担当者にとっても、職場見学がうまくいくことは大切なポイントです。遠慮せずに聞いてみましょう。
変に悩んで中途半端な格好で行くより、聞いてしまった方がお互い安心です。

服装を選ぶ際のポイント

ここでは、職場見学の服装選びで意識したい3つのポイントをご紹介します。

清潔感があるか

清潔感は、第一印象を左右する大事な要素のひとつです。

  • 服にシワや汚れがないか
  • 毛玉、ほつれ、ヨレなどがないか
  • 靴に汚れはないか

細かい部分ですが、意外と見られています。
必ず服装を選ぶ際にチェックしましょう。

また、匂いがきついのもよくありません。香水や柔軟剤も控えめにしておきましょう。

サイズが体にフィットしているか

服のサイズ感も印象に大きく影響します。
ボディラインが分かるようなピチピチの服や、カジュアル感の強いダボっとした服は避けるようにしてください。

特にスーツやジャケットは、体に合ったサイズを着るだけで印象が格段に良くなります。

久しぶりに着る服や、オンラインで購入した服は、職場見学前に余裕をもって一度袖を通して鏡でチェックしておくと安心です。

全身で統一されているか

アクセサリーや髪型も含めた「全体の統一感」や「全体のバランス」を意識して服装を選びましょう。

第一印象は3秒で決まってしまうとも言います。そうなると細かい部分ではなく、全体の印象が大切になります。

  • 上下の服のテイストがバラバラになっていないか
  • 色使いにまとまりがあるか
  • 雰囲気が違うアイテムはないか

これらを意識しながら、全身を確認できる鏡でチェックしてみましょう。

派遣の職場見学の服装例

ここからは、実際にどんな服装を選べばいいのか、具体的な例をご紹介します。
ビジネススーツとオフィスカジュアルに分けて、男女別に見ていきましょう。

【女性】ビジネススーツ

女性のビジネススーツのポイント

  • 黒・ネイビー・グレー・ベージュなどの落ち着いた色
  • インナーは白や淡い色のブラウスやカットソー
  • スカートでもパンツでもOK

    (※スカートの場合は、座ったときに膝が隠れる長さが目安)

  • ジャケットは襟付きのものが無難
  • 靴はヒール3〜5cm程度のパンプスが定番

女性のビジネススーツのジャケットは、ノーカラー(襟なし)のものもありますが、襟のあるタイプを選んだ方が場面を問わず使いやすいので便利です。

20代前半ならリクルートスーツでもOKですが、「落ち着いた印象」を出したいなら、ビジネススーツの方が良いでしょう。

NG例

  • ミニスカートやビビッドカラー
  • フリルが多すぎるブラウス
  • オーバーサイズのジャケット

【女性】オフィスカジュアル

女性のオフィスカジュアルのポイント

  • ベーシックカラー(白・黒・ネイビー・ベージュなど)でまとめる
  • トップスは、襟付きシャツ・ブラウス・シンプルなニット、カットソーなど
  • ボトムスは、スラックスやミディ丈・ロング丈のスカート
  • 羽織りはカーディガンやジャケット
  • ワンピース+カーディガンの組み合わせもOK
  • アクセサリーは小ぶりなものを1〜2点まで

オフィスカジュアルな服装では、コンサバティブなアイテムを選ぶのがおすすめです。
コンサバティブとは「保守的」「無難」という意味。できるだけシンプルなものを選ぶようにしましょう。

NG例

  • ダメージジーンズ
  • 派手な色柄やプリント
  • サンダルや露出の多い服

【男性】ビジネススーツ

男性のビジネススーツのポイント

  • ネイビーやグレーの、無地または控えめなストライプが定番
  • シャツは白や淡いブルー
  • ネクタイは控えめな色と柄を選ぶ
  • 靴は黒か茶の革靴
  • ベルトは靴と色味や質感を揃える
  • 靴下もスーツや靴の色に合わせる
  • ショート丈やくるぶし丈の靴下はNG

ブラックのスーツもNGではありませんが、冠婚葬祭の印象があるため避けた方が無難です。
また、なかなか見えないベルトや靴下は気を抜きがちですが、ジャケットを脱いだ時や座ったときに意外と目立つアイテムです。色や長さなどに注意して選びましょう。

20代前半ならリクルートスーツでもOKですが、リクルートスーツはフレッシュな印象になってしまいます。
「落ち着いた印象」や「即戦力感」をアピールしたいなら、ビジネススーツを選びましょう。

NG例

  • スニーカーやサンダル
  • ノーネクタイ(クールビズの指示がない場合)
  • オーバーサイズ

【男性】オフィスカジュアル

男性のオフィスカジュアルのポイント

  • ブラック、ホワイト、ベージュ、グレー、ネイビーなどのベーシックカラー
  • シャツやポロシャツ+チノパンやスラックスが定番
  • ボトムスはテーパードやストレートの形
  • ジャケットを羽織る
  • 靴は革靴やローファー

オフィスカジュアルな服装では、シンプルなアイテムを組み合わせるのがおすすめです。
また、セットアップのアイテムを選ぶと、コーディネートを考える負担が減ります。

「ジャケットなしOK」「スニーカーOK」の職場もあるかもしれませんが、見学の際は避けるのが無難です。

NG例

  • 短パンやタンクトップ
  • スポーツ系スニーカー
  • ダメージ加工
  • 柄シャツ

職場見学用に服を買うべきか悩んだら

「職場見学のために、新たに服を買った方がいいのかな?」そう思っても、出費にもなるので悩むところですよね。

悩んだ場合、「職場見学の服装=働くときの服装」なら、思い切って一式そろえておくのがおすすめです。

一式そろえておけば、実際に働くときに着るものに悩まなくて済みます
また、無難なスーツやオフィスカジュアルな服を最低限揃えておくと、派遣先が変わるときにも安心です。

とはいえ、どうしても出費を抑えたい人はレンタルを活用したり、本格的なスーツではなくユニクロなどで揃えるのも手です。

まとめ

派遣の職場見学に行く際の、服装の正解は一つではありません。
職場によって、雰囲気や求められる服装は違います。

しかし、以下のポイントをおさえれば、大きく失敗することはないはずです。

  • ビジネススーツかオフィスカジュアルを基本にする
  • 清潔感・サイズ感・全体の統一感を意識する
  • わからないときは、担当者に確認する

お洒落さよりも、「ちゃんとしてるな」と思ってもらえれば、それで十分です。
自信を持って職場見学に行けるよう、しっかり事前に準備をしておきましょう。

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