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offics work

法務【職種図鑑】

子会社設立、株式発行等、成長会社の歩みをサポートする心強い法の番人

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グラフ

データで見る法務

平均時給
未経験OK
1,610
経験必須
1,817

はたらこねっとでの
お仕事件数(全国)

6,050
※平均時給、お仕事件数は現時点でのはたらこねっと掲載案件より数値を表示しています。
データは「総務・人事・法務・特許事務」の合計の値です。
辞典

法務のお仕事とは?

法務のイメージ

基本的には契約書の締結に関して、内容の確認を行なうことが最も多い業務 です。取引内容について記載の不備や漏れ、内容自体に問題はないのかといった点のチェックを行ないます。また、 株式発行や子会社の設立といった比較的大きな業務 においても法務が活躍します。株式の発行は、資金調達のために金融機関や投資家からお金を借りる行為です。そのため、 しっかりと契約内容を確認する必要があります。後々の売買にまで影響が及ぶので、最も神経を使う業務の1つにあげられます。
子会社の設立においても会社法に沿って行なわれているかをチェックし、問題がありそうならば早期に警鐘を鳴らします。
会社間での実際に起きてしまったトラブルに関しては自分が直接矢面に立つことはありません。あくまでも弁護士が間に入るので、法務はその際に必要な説明事項を伝えたり、弁護士との契約を交わす際のやりとりを行なったりすることが主な業務になります。

業務リスト
  • 社内文書作成(報告書・会議資料等)
  • 給与計算
  • 経費精算
  • 備品管理
  • 福利厚生制度整備
  • 特許申請書類作成
  • 契約書のリーガルチェック
  • 採用業務
  • 労務管理
  • 勤怠管理
  • 登記変更作業
  • 社会保険関係手続
  • 日本年金機構対応
  • 電話・メール応対
  • 来客応対
  • オフィスの管理
  • 社内イベント企画・運営
  • 社内コンプライアンス作成
  • データ集計
  • データ入力・チェック
  • 安全衛生管理
  • 特許出願
  • 知的財産、ライセンス契約・管理

ステップアップ

身に付くスキルとステップアップ

身に付く!
  • 会社法令に関する知識
  • コンプライアンスの意識
ステップアップ!
  • 株式発行や会社の設立などに携わった経験は成長会社から重宝される!
コンプライアンスの重要性が問われている最近では、法務までとはいかなくても、会社法令に関する知識を持つ人への期待は高まっています。法務として働くことで、コンプライアンス(法令順守)への意識が高い社員とみなされ、その経験は、多くの会社で好意的に見られます。
株式発行や会社の設立などに携わった経験があれば、成長会社にとって頼りがいのある人材として迎え入れられることでしょう。
1つの会社で活躍し、さまざまな経験やトラブルを乗り越えた人材ほど、ほかの会社でも頼りにされます。少々難解な問題が起こっても、投げ出してしまわずに最後まで取り組むことが、信頼度を高める結果につながります。弁護士などとのやりとりでは、経営層と話すときよりも法律の知識を交えた交渉が発生します。こうしたやりとりも回を重ねるうちにスムーズになっていくので、弁護士に教えてもらわなくても自分で理解できる場面が多くなるでしょう。
初心者

未経験から挑戦できる?

未経験の場合は資格取得などを積極的に行なっておき、さまざまな状況に応じてすぐに頭の中から法律の知識が引き出せるように常に努力をしておきましょう。また、雇用形態を問わず、法律関連の仕事に就いて経験を積むことは必須です。弁護士に相談するのではなく、会社お抱えの存在になるためには、キャリアを幅広く積んでいきましょう。
また働きたいと思っている会社が行なっている事業の内容を深く知って理解しておくことも、採用される近道です。

法務 『経験者の声』
これがこの仕事の醍醐味

自分の学んできた知識が生かされているときが一番気持ちがいい。自分が知っている知識を相手に教えられることによって、自分が学んできたことがや鵜になっているなという感覚がするので、かなりうれしく思っている。
(よもぎ様・30歳・経験1年)

細かい文字を大量に読むので、ものすごい集中力を使います。しかも要点をまとめながら読み進めないと、2回読んでいるヒマはないので、大量の文章を集中して読めるようになったのが一番よかったと思います。市役所などの公的証書の細かいものも読むのが辛くなくなりました。
(saki様・26歳・経験5年)

個人事務所に勤めていましたが、毎月来所されるお客様の顔と名前を覚えて対応していたところ 「君がいると対応が早くて用事がすぐ済むから助かるよ」と言って頂けることが多くあり満足して帰られることが嬉しかったです。
(シエル様・29歳・経験1年)

法令に基づいて書類を処理する仕事は、なにごとにつけその判断の根拠が明確です。感情的、主観的な判断は許されず、客観的、冷静である必要があります。仕事の場面でそのような習慣が身につくと日常生活でも、きちんと物事の判断根拠を求め冷静に考えるようになります。感情にふりまわされない確固たる自分を確立できると思います。
(たぼっと様・45歳・経験5年以上)

この仕事の厳しさ

かなり難度の高い仕事を一人で任されることがあり、少人数の部署なので、他人に相談することもあまり出来ず、自己判断で仕事が進んでしまうのが非常に怖い点で、何かトラブルが起こらないか日常から気にしているので気が休まらない。
(のりさん様・55歳・経験5年)

少しの見逃しがのちに大きな法的トラブルとなることもあります。契約書などの場合は、クライアントさんから指摘されるのが一番つらいです。社内のすべてのスタッフが法律に詳しいわけではないので、責任が重いと感じます。
(ママン様・26歳・経験2年)

仕事は常に法令や規則に基づく審査や判断を行うのですが、現実の事案は前例にあてはまらないことが多く、類似の事例を参考にケースバイケースで判断しなけれなりません。判断に迷うことも多いです。また、法律や規則に照らした判断と、社会通念や一般人の直感とが必ずしも一致しないことが多く、説明に苦慮することがあります。
(たぼっと様・45歳・経験5年以上)

契約書のチェックが主な仕事ですが、複数の現業部門から別々の顧客向けの契約書に関する依頼が同時に届くことがあります。それも締切が迫っている案件ばかりが集中したときはとても多忙になります。契約書の修正を現業部門に依頼するときも気を使います。
(one様・53歳・経験1年)

こんな職種から転職しました!

前の職種は製造関連でした。 今の仕事に就くまでにちょっと色々経緯があってこの関係の職業についたのですが、ここの職場関係が悪かったのとやはり前から勉強している法律関係の職業につきたかったので今の職種に転向しました。
(よもぎ様・30歳・経験1年)

前職種では裁判所で事務官をしていました。転職した理由は、裁判というものが流行ってはいけないものであると感じたからです。お仕事が少ないのは寂しいですが、裁判が増えるのもよくないので、何をやりがいとして目標を持つべきなのか悩み、転職しました。
(ママン様・26歳・経験2年)

前職は金融業で6年勤めておりました。前職の経験で今の職業と関わることろもあったため、面接後即採用が決まりました。 転職した理由は前職を退職したためです。また法務関係の知識を生かして将来的には資格を取得しようと思っていました。
(シエル様・29歳・経験1年)

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