転職活動について|みんなの声レポート
派遣/求人情報ならはたらこねっと > 雇用形態・世代によってどれだけ違う?転職活動の実態調査|みんなの声レポート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
みんなの声レポート みなさんの生の声をご紹介します

雇用形態・世代によってどれだけ違う? 転職活動の実態調査

受付期間:2019/3/18~2019/6/9

今回は「雇用形態・世代によってどれだけ違う? 転職活動の実態調査」というテーマで、20代~50代の派遣社員と正社員。それぞれ転職理由や転職回数、転職して良かったこと、転職活動期間やタイミング、転職が決まった方法についてアンケートを行いました。
「年齢を重ねたり、転職回数が増えると希望の仕事に就きづらくなるのでは?」と不安に感じる方はぜひチェックしてみてください。
(有効回答数:748)

01

転職したきっかけは何ですか

「勤務条件」への不満が19%。
「やりがいが感じられない」14%、「人間関係を解消したいから」11%と続く

転職のきっかけをたずねたところ「勤務条件に対しての不満」19%が最多で、「今の仕事にやりがいや達成感が感じられない」14%、「人間関係を解消したいから」11%と続き、職場環境への不満がきっかけになることが多いことが分かりました。「仕事の幅を広げてキャリアを伸ばすため」や「他にやりたいことができた」などといったポジティブな転職理由はそれぞれ10%程度となっています。

Q. 転職活動をはじめたきっかけは何ですか
グラフ:転職活動をはじめたきっかけは何ですか
転職活動をはじめたきっかけは何ですか
勤務条件に対しての不満
  • 正規雇用で入った先は、サービス残業が常態化していて給与の手取りが想像より低かった、思い切って派遣社員になったら、新卒では就業できないような企業で働くことができた。(スーニーさん)
  • 勤務時間が長く、休みも少なかったため。自分のやりたいことが今の仕事なのか、よく考えたら、時間が勿体無いと思い転職活動を始めた。(hungryさん)
  • 子どもがいるので子どもの行事や病気のときに休んだり早退すると怒られる会社だったから。(ぷうちゃんさん)
やりたいことが他にある・キャリアアップしたかった
  • 別の仕事に挑戦したいと思ったのと、別の仕事の方が待遇面で良かった。(あゆみんさん)
  • 金融機関での仕事をずっとしていたため、一般的なオフィスワークに憧れていました。(いちごみるくちゃんさん)
  • いろんな仕事をして自分に合う仕事をするため。それには実際に体験しないとわからないと思ったので。(ピヨタさん)
環境が変わった
  • 広告出版業界で営業、編集、デザイナーと業種を変えて転職しました。結婚をし環境がかわったため、週3で自分のこれまでの経験を活かせる仕事をしたいと思い、派遣でデザイナーとして働きました。(muguさん)
  • 子供が小さかったので、残業の少ない会社で子育てと仕事を両立させたかったため。(るいさん)
  • 結婚や出産のために退職したり、子供の進級によって働ける時間が変化していき、それに伴い働ける時間や条件に合わせるため。(亜沙さん)

勤務条件ややりがい、人間関係など、職場環境に対する不満をきっかけにして転職した人が多いわね。
勤務開始する前に調べておきたいところだけど、やりがいや人間関係まではわからないのが難しいところね。

02

雇用形態・世代別 これまで転職した回数

20代の派遣社員は「2回」が26%で最多。
50代の派遣社員は「6回以上」が62%と半数以上に対して正社員の場合33%。

派遣社員、正社員ともに年齢を重ねるごとに転職回数が増える傾向に。とくに派遣社員の40代、50代では「6回以上」が50%を上回り、半数以上の方が多くの転職経験を重ねていることが分かりました。
一方で正社員の場合は50代でも「6回以上」の転職経験がある方は33%にとどまり、雇用形態によって転職回数が大きく異なる結果となりました。

Q. 【派遣社員】これまで転職した回数
グラフ:【派遣社員】これまで転職した回数
  • 1回
  • 2回
  • 3回
  • 4回
  • 5回
  • 6回
Q. 【正社員】これまで転職した回数
グラフ:【正社員】これまで転職した回数
  • 1回
  • 2回
  • 3回
  • 4回
  • 5回
  • 6回
03

雇用形態・世代別 転職をして良かったこと

転職して良かったことは派遣社員、正社員ともに「給与が上がった」「勤務条件が改善した」が最も多い。

雇用形態・世代別 転職をして良かったことを派遣社員と世代別正社員の差異に着目してみると、「給与が上がった」のシェアはどの世代も正社員よりも派遣社員が低かった一方で、「勤務条件が改善した」「人間関係に悩まなくなった」は派遣社員の方がシェアが高い結果となりました。
また40代、50代でも「給与が上がった」と回答された方が派遣社員で21~22%、正社員で28%。20代、30代では派遣社員で21~23%、正社員で27~30%となっており、世代間でのシェアの差がそれほどないことも分かりました。

Q. 【派遣社員】転職してよかったこと
グラフ:【派遣社員】転職してよかったこと
  • やりがいのある仕事に就けた
  • 給与が上がった
  • 勤務条件が改善した
  • 人間関係で悩まされなくなった
  • 通勤時間が減った
  • その他
Q. 【正社員】転職してよかったこと
グラフ:【正社員】転職してよかったこと
  • やりがいのある仕事に就けた
  • 給与が上がった
  • 勤務条件が改善した
  • 人間関係で悩まされなくなった
  • 通勤時間が減った
  • その他
転職してよかったこと
良かったこと
  • 転職したことで通勤時間は長くなったが給与が上がり残業時間もなくなり改善した。(みかんさん)
  • 派遣仲間で、休憩時間に派遣現場の情報交換をするなど楽しく過ごせるように。またパソコン操作の腕が錆び付かないのも働き続ける上では貴重でした。思いがけず、立派な職場に入れたのも良かった。(メトロさん)
  • 転職して給与は下がったが、自分の仕事を適正に評価してもらえるようになった。自分の仕事を必要とされる機会も増えた。(肉一枚さん)
悪かったこと
  • 派遣の仕事内容をよく見て決めていたのに、仕事内容を簡単に紹介しすぎで、全然内容が違っていて、結局合わない事が多々あった。(マリーアンさん)
  • 任された仕事内容に報酬がみあっていないと感じた。(働く母さん)
  • 募集時は「昇給・賞与あり」と表記してあったが、実際には昇給はなく、賞与は寸志程度だった。また、正社員雇用実績あり、と聞いていたが、縁故などの理由で雇用形態変更があったりなかったり、人によって差があった。(於夏さん)

転職をすることで勤務条件の改善やお給料の上昇、やりがいを感じられるという良さがある反面、思っていた仕事内容と違ったり人間関係が悪かったりというリスクもないとは言い切れないわね。
仕事内容については、労働契約書をしっかりと読み込んでおくことで勤務開始後のミスマッチを防ぎましょ。

04

雇用形態・世代別 転職活動期間とタイミング

転職活動期間は、雇用形態にかかわらずどの世代も「1ヶ月から3ヶ月未満」が最多。
また転職活動をはじめたタイミングは、世代によって違いあり。

転職活動期間は、雇用形態にかかわらずどの世代も「1ヶ月から3ヶ月未満」が最多となりました。
また転職活動をはじめたタイミングは、正社員の場合はどの世代も「前職を辞める前に転職活動をした」が半数を上回ったのに対し、派遣社員は20代、30代では「前職を辞めてから転職活動をした」が多い結果になりました。

Q. 【派遣社員】転職活動期間
グラフ:【派遣社員】転職活動期間
  • 1ヶ月未満
  • 1ヶ月から3ヶ月未満
  • 4ヶ月から6ヶ月未満
  • 7ヶ月から12ヶ月未満
  • 1年以上
Q. 【正社員】転職活動期間
グラフ:【正社員】転職活動期間
  • 1ヶ月未満
  • 1ヶ月から3ヶ月未満
  • 4ヶ月から6ヶ月未満
  • 7ヶ月から12ヶ月未満
  • 1年以上
Q. 【派遣社員】転職活動を始めたタイミング
グラフ:【派遣社員】転職活動を始めたタイミング
  • 前職を辞めてから転職活動をした
  • 前職を辞める前に転職活動をした
Q. 【正社員】転職活動を始めたタイミング
グラフ:【正社員】転職活動を始めたタイミング
  • 前職を辞めてから転職活動をした
  • 前職を辞める前に転職活動をした
05

雇用形態・世代別 転職が決まった方法

転職活動期間は、雇用形態にかかわらずどの世代も「求人サイトを利用した」が最多。

転職が決まった方法は、雇用形態にかかわらずどの世代も「求人サイトを利用した」が約40%~70%で最多となりました。
また「ハローワークへ行き紹介してもらった」が派遣社員でも正社員でも年齢を重ねるにつれ増えることが分かりました。
どちらの雇用形態でも、まずは求人サイトを使ってみるのが転職の近道と言えそうです。

Q. 【派遣社員】転職が決まった方法
グラフ:【派遣社員】転職が決まった方法
  • 求人サイトを利用した
  • エージェントを利用した
  • 企業のホームページから応募した
  • ハローワークへ行き紹介してもらった
  • 知人に紹介してもらった(縁故採用)
  • その他
Q. 【正社員】転職が決まった方法
グラフ:【正社員】転職が決まった方法
  • 求人サイトを利用した
  • エージェントを利用した
  • 企業のホームページから応募した
  • ハローワークへ行き紹介してもらった
  • 知人に紹介してもらった(縁故採用)
  • その他

転職活動を成功させるにはまずは求人サイトを使ってみるのがよさそうね。ハローワークにいくのも次点で良い方法といえそうね。
「年齢を重ねたり、転職回数が増えると希望の仕事に就きづらくなるのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれないけど、実態としては年齢を重ねても転職回数を重ねてもしっかりと転職ができていることがわかったわね。

お知らせ