【6月の時候の挨拶】上旬・中旬・下旬の季節の挨拶と結び文を例文付きで紹介

【①前文】
拝啓
向夏の折、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。←時候の挨拶
平素より格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。

【②主文】
さて、このたび弊社では、新商品の発表会を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
つきましては、貴社の皆様にもぜひご参加賜りますよう、お願い申し上げます。
当日は新商品の展示に加え、特別講演や実演デモンストレーションも予定しております。
お差し支えなければ、ぜひご参加いただけますと幸甚に存じます。

【③末文】
末筆ながら、貴社のさらなるご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
何かとご多忙のことと存じますが、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

【④後付】
2025年6月〇日
株式会社〇〇〇〇
〇〇 〇〇
株式会社△△△△ 御中

1. 前文
   頭語（拝啓・謹啓）に続けて、季節を感じさせる「時候の挨拶」を添え、相手への配慮を示します。
2. 主文
   本題に入り、伝えたい要件を簡潔かつ明確に述べます。
3. 末文
   相手の健康や繁栄を願う「結びの挨拶」を書き、最後に結語（敬具・謹白）を添えます。
4. 後付
   日付、差出人の名前、宛名を書きます。宛名には会社名や肩書きを正しく記入し、敬称を忘れないよう注意しましょう。

例文
芒種の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

例文
黄梅の候、貴社におかれましてはご隆盛のことと存じます。

例文
向暑のみぎり、貴社におかれましては、一層のご繁栄のこととお喜び申し上げます。

会社の発展を願う表現
・貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
・向夏のみぎり、貴社のご繁栄を心よりお祈りいたします。

今後の関係を大切にする表現
・今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
・引き続きご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

相手の健康を気遣う表現
・梅雨明けまでもうすぐですが、体調を崩されませんようご留意ください。
・梅雨の折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

• 今年も雨に映える紫陽花が美しく咲く季節となりましたが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
• 降り続く長雨に、日の光が恋しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
• 雨垂れの音が、ひっきりなしに続いている毎日ですが、お元気でお過ごしですか。
• 若葉がより鮮やかになる季節となりました。お元気でお過ごしですか。
• 今年も衣替えの季節となりましたが、お変わりありませんか。

相手の健康を気遣う表現

• 蒸し暑い日々が続きますが、お体にはお気を付けください。
• 季節の変わり目、くれぐれもお体を大切にしてください。

季節の話題を添える表現

• 梅雨明けまでもう少しですね。お会いできる日を楽しみにしています。
• 菖蒲が色鮮やかに咲く季節となりました。素敵な日々をお過ごしください。

●行事・イベント
衣替え、父の日、夏越の祓、ジューンブライド

●天候・暦
梅雨前線、梅雨晴れ、梅雨入り、夏至、芒種

●風物詩・自然
紫陽花、菖蒲、あめんぼう、かたつむり、蛍、雨蛙、てるてる坊主、さくらんぼ、田植え、雨具