
7月といえば?行事・旬の食べ物・見頃の花・服装のポイントまで、7月について徹底紹介
夏の3連休の一部として知られる「海の日」ですが、毎年決まった日付ではないので「あれ?今年の海の日はいつだろう?」と調べる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、2025年の「海の日」の日付はもちろん、どのような祝日なのか、歴史や関連するイベントなどをわかりやすく紹介します。
「海の日」は、日本の国民の祝日の一つです。
ここでは「海の日はいつなのか」や、海の日を含む連休について紹介していきます。
海の日は、毎年7月の第3月曜日と定められていて、その日付は年によって異なります。
今年、2025年の海の日は7月21日(月)です。
また、7月には他に祝日がないため、海の日は7月で唯一の国民の祝日になります。
海の日は、月曜日が休みになるので前の週末とつながり毎年3連休になります。
2025年は、7月19日(土)から21日(月)までが3連休になります。
この時期は、ちょうど夏の始まりのタイミング。旅行やレジャーにもぴったりですし、また地域によっては海水浴もできるかもしれません。
沖縄:3月中旬~4月上旬
九州地方:6月下旬~7月上旬
中国・四国地方:7月上旬~中旬
近畿地方:7月上旬~中旬
中部地方:7月中旬
関東地方:7月上旬~中旬
東北地方:7月中旬~下旬
北海道:7月上旬~中旬
※正確な海開きの時期は、海水浴場ごとに発表されます。
ここでは、海の日はどんな祝日なのか、そして海の日の祝日ができるまでの経緯を紹介します。
海の日は「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として、国民の祝日に定められています。
日本は四方を海に囲まれた島国であり、古くから海と共に暮らしてきました。
漁業や貿易だけでなく、観光や文化の面でも海は大きな役割を果たしてきました。
また、海の環境を守り、海の資源を大切にすることは、これからの暮らしを支えるうえでも欠かせません。
そうした背景から「海の日」は、海の恩恵に感謝し、海を大切にする心を育てることを目的に設けられました。
もともと「海の日」は、7月20日としてスタートしました。
この日は、1876年(明治9年)に明治天皇が灯台巡視船「明治丸」で東北地方を巡幸し、横浜に帰着した日です。
その出来事をきっかけに「海の記念日」として長く親しまれてきましたが、1995年(平成7年)に「海の日」として正式に国民の祝日に制定され、1996年(平成8年)から施行されることになりました。
その後、2003年(平成15年)からは「ハッピーマンデー(祝日を月曜日に移して3連休を増やす制度)」により、7月の第3月曜日へと変更されました。
7月の第3月曜日に設定されたことで、海に親しみやすい夏の始まりに3連休が取れるようになりました。
「海の日」には、全国各地で海にちなんださまざまなイベントが開催されます。
特に、7月1日から31日までは「海の月間」として、国や地方自治体、海事団体などが連携して、海に親しむ催しが数多く行われています。
近くでおもしろそうなイベントが開催されていないか、ぜひチェックしてみてください。
7月から8月を中心に安全教室を開催。子供たちだけでなく、学校の教師や保護者をはじめ一般市民に、海での安全意識と海への理解、そして水難救助ボランティアについての理解を図る。
東京国際クルーズターミナルに、海上保安庁の測量船と自動車船が寄港。船の一般公開やクラフト体験、ミニゲームのブースが出展。海上自衛隊東京音楽隊の演奏なども行われた。
館山市にある洲埼灯台で、灯台内の見学やペーパークラフトなどのプレゼントを実施。子供向けには、海上保安官の制服を着用しての記念撮影なども実施された。
点灯125周年を迎えた塩屋埼灯台で、「こいのぼり」ならぬ「かつおのぼり」を掲揚。夜の灯台構内をガイドの案内と共に探索するナイトウォークも開催された。
「海の日」は、7月の第3月曜日と定められた「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う」ための祝日です。
7月の唯一の祝日で、夏の始まりの3連休として楽しみにしている人も多いかもしれません。
海に囲まれた島国である日本で暮らしていても、日々の暮らしのなかで、海の存在を意識する機会はあまり多くないかもしれません。
海の日は、海のことや海の恩恵をもっと知るいい機会です。
海産物を味わいながら、手元のスマートフォンで海の生き物や海洋環境について少し検索してみるのはいかがでしょうか。