
7月といえば?行事・旬の食べ物・見頃の花・服装のポイントまで、7月について徹底紹介
「4月といえば」みなさんは何を思い浮かべますか?
この記事では「4月といえば?」で思いつく代表的なものから、行事や旬の食べ物、見頃の花や服装のポイントまで、4月を満喫するためのヒントをご紹介します。
4月は、桜が満開になり、新年度を迎える新しい生活のはじまりの季節。
冬の寒さを乗り越えて、花や草木もいっせいに目を覚ますように咲き始めます。
ここでは、そんな「4月といえば」という代表的なものを紹介します。
4月のはじまりといえば「エイプリルフール(April Fools’ Day)」。
冗談や悪ふざけのようなウソを仕掛けて、笑わせてもOKというユニークな習慣の日です。
もともとの起源はハッキリしていませんが、イギリスやフランス、インドが発祥ともいわれています。
過去に話題になったものには、BBC(英国放送協会)が放送した「スパゲッティの木が豊作」(1957年)や「空飛ぶペンギンが発見された」(2008年)といったユーモラスな偽ニュースがありました。
最近では日本でも定番になってきていて、SNSでは企業がユニークな嘘を投稿するのもおなじみですよね。
ただし、相手が傷ついてしまうような冗談はNG。
みんなで笑える、ほっこりするウソで春のはじまりを楽しみたいですね。
4月は日本の新年度のスタート。
学校では入学式、企業では入社式が行われ、新生活が本格的に始まります。
また、新入生や新入社員だけでなく、クラス替えや部署の異動など、いろんな人にとって「新しい始まり」の月です。
緊張もあると思いますが、不安と期待が入り混じるこの時期だからこそ、自分をいたわりながら、ゆるやかにスタートを切っていきましょう。
4月は日本のシンボルともいえる桜のシーズン。
そんな桜を満喫するために、桜の木の下で飲食を楽しみながら、家族や仲間と過ごす「お花見」は日本の春の風物詩です。
昼間のお花見もいいですが、ライトアップされた「夜桜」も見逃せません。
幻想的な雰囲気のなかで、お弁当やお酒を楽しむのもこの時期ならではの楽しみです。
春の訪れと共にやってくる厄介者が「花粉症」。
スギやヒノキ、ハンノキ(カバノキ科)といった植物の花粉が舞い「鼻がムズムズ、目がかゆくてたまらない」という人も多いのではないでしょうか。
あたたかくなって、外に出かけたくなる季節だからこそ対策は欠かせません。
マスクやメガネ(ゴーグル)で花粉の侵入を防ぎ、帰宅時には服についた花粉をしっかり払ってから家に入るのがポイントです。
症状がつらいときは、無理せず医療機関に相談をして、目薬や内服薬などを処方してもらいましょう。
4月8日は「花まつり」と呼ばれる、お釈迦さまの誕生を祝う日です。
正式には「灌仏会(かんぶつえ)」といい、全国のお寺でさまざまな行事が行われます。
お寺には花で飾られた小さな御堂「花御堂(はなみどう)」がつくられ、その中に小さなお釈迦さまの像が安置されます。
参拝者は、その像に甘茶をかけてお祝いします。
また、平安装束のような衣装を着た子どもたちが町を練り歩く「稚児行列(ちごぎょうれつ)」も見どころのひとつです。
「イースター(復活祭)」は、キリストの復活をお祝いするキリスト教の行事のひとつです。
年によって日付が異なり「春分の日の後に訪れる、最初の満月の次の日曜日」に祝われます。
2025年のイースターは4月20日です。
イースターには、カラフルな卵やうさぎのモチーフで飾りつけます。
また、欧米では、家の中や庭に卵を隠して子どもが探す「エッグハント」など、家族で楽しむイベントが多く開かれます。
日本では祝日ではありませんが、最近ではテーマパークや百貨店などがイースターを取り入れたイベントや限定スイーツを展開するようになりました。
ハロウィンやクリスマスのように、日本でもイベントとして楽しまれるようになっていくかもしれませんね。
「昭和の日」は、毎年4月29日の国民の祝日のひとつです。
昭和の激動の時代を振り返り、これからのために歴史的な教訓を学ぶ日とされています。
昭和天皇の誕生日だったこの日は、かつて「みどりの日」と呼ばれていましたが、現在は「昭和の日」として祝日になっています。
この日からゴールデンウィークがスタートすることも多いので、待ち遠しい連休モードへと切り替わっていくタイミングでもあります。
ここでは、4月のイベントから伝統的なお祭りまで、日本各地で行われるさまざまな行事を紹介します。
桜まつり(全国)
桜の名所で開催される春の風物詩。
千代田の桜まつり(東京都)、弘前桜まつり(青森県)、吉野山の桜まつり(奈良県)などが有名。
春の高山祭(岐阜県)
「春の高山祭(山王祭)」は、岐阜県高山市で毎年4月14日・15日に開催されるお祭り。
重要無形民俗文化財・ユネスコ世界遺産にも登録されており、豪華絢爛な屋台やからくり人形の実演、夜には幻想的な提灯が灯る「夜祭」も見どころ。
犬山祭(愛知県)
「犬山祭」は、愛知県犬山市で4月の第1土曜・日曜に行われる歴史あるお祭り。
13台の山車がからくり人形を乗せて町を練り歩き、夜には提灯が灯されて夜桜の中を巡行する。
琉球海炎祭(沖縄県)
「琉球海炎祭」は、沖縄県宜野湾市で行われる、日本で最も早い花火大会。
沖縄音楽・文化と花火と花火のコラボレーションが特徴。
春らしさ満点のイベントに、ぜひ足を運んでみてください!
ここでは、4月が旬の食べ物を紹介します。
旬の時期に食べることで、おいしく味わえるだけでなく、季節を感じることができます。
ここでは、5月に見頃を迎える花と、その名所やイベントをいくつかご紹介します。
奈良県「吉野山」、長野県「高遠城址公園」、青森県「弘前公園」など
栃木県「あしかがフラワーパーク」、福岡県「河内藤園」など
富山「砺波チューリップ公園」、千葉「佐倉チューリップフェスタ」など
秋田「桜・菜の花ロード」、栃木「桜・菜の花街道」など
静岡「もくれん通り」など
山梨県「富士芝桜まつり」など
4月は、春本番を迎え、気温が上昇する季節です。
地域によって差がありますが、本州中部では平均気温は15〜17℃ほどです。北海道では10℃前後、沖縄では20℃を超えるなど地域差が大きいです。
日によって寒暖差が大きく、関東以西では日中20℃を超える日もある一方、特に北日本では朝晩5〜10℃まで冷え込むことがあります。一日の中でも気温の変動が激しい時期です。
そのため、薄手の軽いアウターやカーディガンなど体温調節がしやすい羽織りものがあると安心です。
トレンチコートやブルゾン、デニムのジャケットなどが定番です。寒暖差に対応できるよう、脱ぎ着しやすいレイヤードスタイルがおすすめです。
また、春らしいパステルカラーのアイテムや、花柄のワンピースなども、気分を明るくしてくれます。
4月は桜の開花とともに新年度が始まり、季節も気持ちも新たにスタートする季節です。
長い冬が去って、生き物も植物も目覚める活力あふれる季節は、なんだかエナジーを感じる人も多いのではないでしょうか?
4月といえば「エイプリルフール」のような笑顔になれるイベントから始まり、「入学式や入社式」などの新年度の行事、「お花見や夜桜」という春の風物詩もあります。
環境の変化も多く、ちょっと緊張感のある時期かもしれませんが、旬の味覚を楽しんだり季節の花を見に行ったりして気分転換をしながら、やさしい春の時間を満喫してください!