
7月といえば?行事・旬の食べ物・見頃の花・服装のポイントまで、7月について徹底紹介
母の日は毎年日付が違うため「今年の母の日っていつ?」と調べる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年の母の日の日付はもちろん「母の日ってどんな日?」といった由来や意味、そしてプレゼント選びのポイントまで、母の日について詳しくご紹介します。
母の日は、毎年「5月の第2日曜日」です。
「5月○日」と固定されているわけではないので、年によって日付が変わります。
そのため、5月が近づき、店頭や広告で「母の日」の文字を見かけて「あれ?今年の母の日っていつだろう?」と、日付を確認する人も多いのではないでしょうか。
うっかりしていて「気づいたら過ぎてた!」なんてこともあるかもしれません。
今年、2025年の母の日は「5月11日」です。
ちょうどゴールデンウィークの後の日曜日にあたります。
連休のタイミングで実家に帰省するのであれば、その機会を利用して、少し早めにお母さんへプレゼントを渡すのも良いですね。
母の日は「5月の第2日曜日」なので、年によって日付が少しずつ変わります。
以下の表は、今後5年間の母の日の日付一覧です。
毎年うっかりしがちという方は、手帳やスマホのカレンダーにメモしておくのもおすすめです。
年 | 母の日の日付 |
---|---|
2026年 | 5月10日(日) |
2027年 | 5月9日(日) |
2028年 | 5月14日(日) |
2029年 | 5月13日(日) |
2030年 | 5月12日(日) |
「母の日」は祝日ではないので、ギフトイベントと思っている人もいるかもしれません。
しかし、母の日はアメリカから伝わった歴史のある記念日なんです。
母の日のルーツは、1900年代初頭のアメリカ。社会活動家のアン・リーヴス・ジャービス(Ann Reeves Jarvis)とその娘アンナ・ジャービス(Anna Jarvis)がきっかけです。
アンは「Mother's Day Work Clubs(母の日仕事クラブ)」という団体を結成し、地域の衛生改善や南北戦争時の負傷兵の看護に尽力。1905年5月に彼女が亡くなると、娘のアンナは敬愛する母を偲び、1907年5月12日に母が教師を務めた教会で記念会を開き、白いカーネーションを祭壇に捧げました。
翌1908年5月10日、同教会で470人の母親と子どもたちが集まり、最初の「母の日」を祝いました。アンナは参加者全員に白いカーネーションを配り、これが母の日の花の始まりとなります。
アンナの活動が実を結び、1910年にウェストバージニア州が公式に認定。そして1914年、アメリカで5月第2日曜日が正式な「母の日」として制定されました。
母の日は、明治時代末期から大正時代初期に日本に伝わったと言われています。
最初は教会を中心に、アメリカの風習を取り入れて行われていましたが、徐々に一般的になっていきます。
戦前は3月6日(皇后陛下の誕生日)に祝われていた時期もありましたが、戦後はアメリカにならって「5月の第2日曜日」が母の日になりました。
母の日は「お母さんに感謝の気持ちを伝える日」です。
照れくさいかもしれませんが、普段なかなか口に出せない、感謝の気持ちを素直に伝えるチャンスでもあります。
言葉で伝えるのが恥ずかしい場合は、メッセージカードをギフトに添えるのも手です。
また、一緒に食事を楽しんだり、普段お母さんがやっている家事を代わって、ゆっくり過ごしてもらうのもおすすめです。
母の日には、普段の感謝の気持ちを込めて、お母さんにプレゼントをするのが一般的です。
ここでは、母の日のプレゼントのアイデアを紹介します。
母の日といえば、カーネーションをプレゼントするのが定番です。
特に、赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」なので、母の日にぴったりです。
もちろん、赤だけでなくピンクやオレンジ、紫などのカーネーションでもOK。
お母さんの好きな色を選ぶと、より喜ばれるでしょう。
ただし、白いカーネーションは注意が必要です。白いカーネーションは、亡くなった母親をしのんで贈る花の定番です。
気にしない人も多いと思いますが、念のため避けるか、他の色と組み合わせるのが安心です。
母の日のプレゼントは、カーネーションだけではありません。
お母さんの好きなものを知っているなら、それを贈るのが一番です。
また、「普段とは違う体験」を贈るのも素敵なアイデアです。
ちょっと特別なランチやディナーに出かけたり、日帰り旅行をプレゼントするのもいいかもしれません。
母の日は、毎年5月の第2日曜日に訪れる「お母さんに感謝の気持ちを伝える日」です。
特別な贈り物や決まった過ごし方にこだわらなくても、あなたの思いが込められた言葉や行動で感謝の気持ちを表現してみましょう。
日頃は照れくさくて言えない「ありがとう」も、ぜひこの機会に伝えてみてください。