夏のオフィスカジュアルコーデの選び方!快適だけどきちんと感のある服装のポイント

スーツではなく、オフィスカジュアルで出社OKという職場は多いですが、「どのくらいカジュアルにしていいのか」「実際にどんな服を選べばいいのか」と悩むことはありませんか?
特に日本の蒸し暑い夏には、きちんと感を出しつつも、快適な服装を選びたいですよね。
この記事では、夏のオフィスコーデに迷わず服を選べるよう、オフィスカジュアルの基本ルールやポイント、夏でも快適に過ごせる服の選び方を解説します。
オフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアルとは、スーツほどかっちりしていない、仕事にふさわしい「きちんと感」のある服装のことです。
この「きちんと感」と「カジュアルさ」のバランスが曖昧で、何を着ればいいのだろうと悩む人も多いのではないでしょうか?
ここでは、オフィスカジュアルな服装を選ぶ際の基本やポイント、NGなどを詳しく紹介します。
オフィスカジュアルの基本
オフィスカジュアルの基本となるのは、以下の4つです。
オフィスカジュアルの基本
- スーツほどフォーマルな装いではない
- Tシャツやデニムのようにカジュアルすぎない
- 清潔感があり、シンプルで落ち着いた雰囲気
- 職場に合った服装を選ぶ
つまり、スーツと普段着の中間にある服装が「オフィスカジュアル」です。
ただし、オフィスカジュアルは「会社によって服装の基準が違う」ことに注意が必要です。
オフィスカジュアルには、はっきりとした決まりがありません。
そのため、どこまでカジュアルにしていいのか分からないときは、職場の雰囲気を見て、上司や同僚の服装を参考にするのが一番確実です。
失敗しない!オフィスカジュアルな服装を選ぶポイント
オフィスカジュアルの基本が分かったら、次は「実際にどんな服を選べばいいのか」を見ていきましょう。
まず、オフィスカジュアルな服装を選ぶ時のポイントは以下の3つです。
オフィスカジュアルな服装を選ぶポイント
- ベーシックカラーを基調にする
白・ベージュ・ネイビー・グレーなど。
- 大きすぎる柄や派手なデザインは避ける
ストライプ・小花柄のような控えめな柄はOK。
- コンサバティブなアイテムがおすすめ
コンサバティブとは「保守的」「無難」。シンプルできれいめなファッション。
アイテム別の選び方
これらを踏まえた上で、ここからはアイテム別の選び方を詳しく紹介します。
トップスの選び方

- ブラウスやカットソーが基本
無地のブラウスやカットソーは、オフィスカジュアルの定番アイテムです。
派手な柄や大きなロゴが入ったデザインは避け、落ち着いたものを選びましょう。
- 襟付きのシャツやキレイめのニットもOK
襟付きのシャツは、きちんと感があり、ビジネスシーンにぴったりです。
シンプルなデザインのサマーニットなどもおすすめです。
- ノースリーブはNGではないが、羽織りを合わせると安心
暑い季節でも、職場によってはノースリーブだけではカジュアルすぎることも。カーディガンやジャケットを羽織ると、きちんとした印象になって安心です。
キャミソールやタンクトップは、露出が多い印象なので避けてください。
トップスは、「シンプル」「清潔感」「きちんと感」を意識して選びましょう。
また、他のアイテムと合わせやすい物を選ぶと、着回しができて便利です。
ボトムスの選び方

- スラックス、テーパードパンツ、フレアスカート、タイトスカートが適切
スラックスやテーパードパンツは、オフィスカジュアルの定番。動きやすく、きちんと感もあるので、どんな職場でも好印象です。
スカートを選ぶ場合は、ひざ丈かそれより少し長めのものを選びましょう。
- デニムやショートパンツ、レギンスはNG
デニムやショートパンツはカジュアルすぎるため、オフィスには向きません。
レギンスも、仕事用の服としてはラフすぎる印象になってしまいます。
- 派手な柄やダメージ加工のあるものは避ける
ボトムスも、基本的にはシンプルなデザインがベスト。ダメージ加工(穴あきデニムなど)や、大きな柄のパンツは仕事向きではないので避けましょう。
ボトムスは、「動きやすさ」と「上品さ」を意識して選びましょう。
また、デスクワークの場合は、座っている間にしわになりやすいので、しわになりにくい素材を選ぶのもポイントです。
ワンピースやセットアップの選び方

- 個性的なデザインやリゾート風のものは避ける
個性的なデザインのものやリゾート風のワンピース、スウェット素材のものはオフィスには向きません。
無地や控えめな柄のもの、襟付きのものを選ぶと、落ち着いた印象になります。
ワンピースやセットアップは、1枚でコーディネートが完成する便利なアイテムです。
トップスとボトムスを組み合わせるのが苦手な人は、ワンピースやセットアップを活用すると、コーディネートの負担を減らすことができます。
シューズの選び方

- パンプス、ローファー、シンプルなフラットシューズが鉄板
きちんと感を出すなら、ヒールの低いパンプスやローファーがぴったり。フラットシューズでも、デザインがシンプルならOKです。
- サンダルやスニーカーは避ける
サンダルやスニーカーはカジュアルすぎるため、基本的にはNG。
ただし、職場によってはOKされることもあるので、周りの人の足元をチェックしてみましょう。
- 高すぎるヒールは避け、歩きやすさを重視
ヒールが高すぎると、長時間歩いたり立ち仕事をしたりする際に負担がかかります。5cm以下のヒールを選ぶと、動きやすいでしょう。
足元の印象も、オフィスカジュアルでは大切なポイントです。特に「歩きやすさ」と「上品さ」を意識して靴を選びましょう。
また、汚れている靴は印象が良くないので、こまめなケアが大切です。
バッグの選び方

- 派手すぎないシンプルなデザインを選ぶ
ビジネスの場では、シンプルで落ち着いたデザインのバッグが無難です。
ロゴが大きく入っているものや、派手な装飾があるものは避けましょう。
- A4サイズの書類や荷物が入るサイズ
仕事で使う書類やノートパソコンが入るサイズのバッグが便利です。小さすぎるバッグだと、必要なものが入りきらないこともあるので注意が必要です。
- キャンバス生地のトートバッグはカジュアルすぎるので避ける
トートバッグは便利ですが、キャンバス生地のものはカジュアルな印象があります。レザーや合皮のバッグを選ぶと、オフィス向けのきちんとした雰囲気になります。
バッグは、「収納力」と「きちんと感」を意識して選びましょう。
バッグを床に置かなくてはならないケースもあるので、その際はマチがあり、自立するバッグを選ぶのがおすすめです。
オフィスカジュアルとビジネスカジュアルの違い
ビジネスカジュアルは、「取引先に訪問しても失礼にならない服装」を指します。
社外の人と会うことを想定しているため、オフィスカジュアルよりもフォーマル度が高めです。
社内で過ごすことを想定しているオフィスカジュアルよりも、相手に失礼にならない、きちんとした服装を意識しましょう。
基本のスタイルは、ジャケット+シャツ+スラックスまたはタイトスカートです。
もし「取引先の人と会うかもしれない」「会議やプレゼンがある」なら、ビジネスカジュアルを、逆に「オフィスで1日デスクワークをする」という日なら、オフィスカジュアルを選びましょう。
避けるべきNGコーデ
オフィスカジュアルには、スーツほど厳しいルールはありませんが、仕事にふさわしくない服装もあります。
オフィスで浮かないために、以下のような服は避けましょう。
オフィスカジュアルにNGな服
- 露出が多すぎる服
- ボディラインがはっきり分かる服
- 動きにくい服
- オーバーサイズの服
- 派手すぎるカラーや装飾のある服
- シワや毛玉が目立つ服
夏のオフィスカジュアルで快適に過ごすポイント

夏のオフィスカジュアルは、暑さ対策ときちんと感を両立させるだけでなく、さらに冷房が効きすぎる場合への対策も必要になります。
快適に過ごすためには、服の素材や冷房対策アイテムを上手に活用することが大切です。
涼しくて快適な素材を選ぶ
夏のオフィスカジュアルでは、通気性が良く、汗をかいてもベタつかない素材を選ぶことをおすすめします。
例えば、以下のような素材がおすすめです。
- リネン(麻)
- コットン(綿)
- ポリエステル
- レーヨン
また、「接触冷感」や「吸汗速乾」などの機能性インナーを中に着ると、さらに快適に過ごせます。
特に、汗を吸収してくれるインナーを着ることで、ブラウスやカットソーの汗ジミを防ぐことができます。
冷房対策に役立つアイテム
夏のオフィスや電車は、エアコンが効きすぎて寒く感じることもあります。
そのため、冷房対策として、すぐに着脱できるアイテムを用意しておくと安心です。
- カーディガンやジャケット
夏でも、薄手のカーディガンやジャケットを1枚持っておくと便利です。
暑いときは脱ぎやすく、寒いときはすぐに羽織れるので、気温の変化に対応しやすくなります。
- ストールやスカーフ
ストールやスカーフを首元に巻くと、冷房の風を直接受けるのを防げます。
特に、肩や首周りが冷えやすい人にはおすすめです。
また、足元は特に冷えやすいので、ひざ下のスカートやパンツを選ぶこともおすすめです。
まとめ:夏のオフィスカジュアルは快適さときちんと感を両立しよう!
オフィスカジュアルは、スーツほどフォーマルではないものの、仕事にふさわしい「きちんと感」が求められる服装です。
職場によってルールが異なるため、周囲の服装を見ながら服を選ぶことが大切です。
また、夏は暑さ対策が欠かせません。通気性の良い素材や機能性インナーを選びつつ、冷房対策も意識して快適に過ごせる服装を心がけましょう。
仕事に集中できる快適さと、TPOにふさわしい服装を意識して、ぜひ自分に合ったスタイルを見つけてください。