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6月が近づくと、スーパーやショッピングモールの特設コーナーに「父の日ギフト」の文字が並びはじめます。
でも、父の日は毎年決まった日付ではないので「あれ?今年の父の日っていつだっけ?」と調べる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年の父の日の日付はもちろん、父の日の起源やプレゼント選びのポイント、世界の父の日について詳しくご紹介します。
6月になると、街やネットでも「父の日」の文字を目にする機会が増えてきます。
「今年の父の日って何日だっけ?」と日付を確認する人も多いのではないでしょうか。
ここでは、父の日がいつなのか紹介します。
父の日は、毎年「6月の第3日曜日」です。
「6月○日」と固定されているわけではないので、年によって日付が変わります。
そのため、うっかりしていて「気づいたら過ぎてた!」なんてことにならないように注意が必要です。
今年(2025年)の父の日は、「6月15日」の日曜日です。
年によって日付が少しずつ変わるので、ここでは今後5年間の父の日の日付を紹介します。
毎年うっかりしがちという方は、手帳やスマホのカレンダーにメモしておくのもおすすめです。
年 | 父の日の日付 |
---|---|
2026年 | 6月21日(日) |
2027年 | 6月20日(日) |
2028年 | 6月18日(日) |
2029年 | 6月17日(日) |
2030年 | 6月16日(日) |
「父の日」が普段の感謝を伝える日だということはわかっていても、その由来や意味まで知っている人は少ないかもしれません。
ここでは、父の日の意味や起源、日本でのはじまりについて見ていきましょう。
父の日は「お父さんに感謝の気持ちを伝える日」です。
照れくさいかもしれませんが、普段なかなか口に出せない、感謝の気持ちを素直に伝えるチャンスでもあります。
言葉で伝えるのが恥ずかしい場合は、ギフトにメッセージカードを添えるのも手です。
また、一緒に食事を楽しんだり、どこかに出かけるのもおすすめです。
父の日のはじまりは、アメリカのソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)という女性が、父親への感謝を表す日として提唱したことがはじまりだと言われています。
彼女の父ウィリアム・ジャクソン・スマート(William Jackson Smart)は、南北戦争の退役軍人で、妻を亡くしたあと、6人の子どもたちを一人で育て上げました。
ソノラは、父の日も母の日と同じように祝われるべきだと考え、父親を祝う公式の日にすることを協会に相談したり市長に願い出たりしました。その結果、1910年に父の日が祝われました。
その後、父の日は全米へと広まり、時間はかかりましたが、1972年に6月の第3日曜日が「父の日」として祝日に制定されました。
日本に父の日が伝わったのは1950年代といわれています。
しかし、当初は「母の日」と比べて認知度が低く、行事としてあまり広く浸透していませんでした。
そんな中、1981年に「日本ファーザーズ・デイ委員会」が設立されたり、1982年に「ベスト・ファーザー賞」が始まったりしたことで、メディアを通じて認知度は高まっていきました。
また、デパートや商業施設で「父の日ギフト」のプロモーションが展開されたことで、一般家庭にも次第に定着していったそうです。
父の日には、普段の感謝の気持ちを込めて、お父さんにプレゼントをするのが一般的です。
ここでは、父の日のプレゼントのアイデアを紹介します。
迷ったときは、まずは定番のプレゼントから検討してみてください。
定番なのは、お酒やグルメ、ネクタイ、お花などです。
お酒やグルメギフトは、お父さんの好みのもので、普段よりちょっとだけいいものを選ぶと特別感があります。
また、日々の仕事で身につけられるネクタイなどのビジネス小物もおすすめです。
父の日に贈るお花は、母の日のカーネーションのように特定の種類はないのですが、黄色いお花を贈るのが一般的なようです。
お父さんの好きなものを知っているなら、それにちなんだプレゼントを選ぶのが一番です。
また、「普段とは違う体験」を贈るのも素敵なアイデアです。
ちょっと特別なランチやディナーに出かけたり、日帰り旅行をプレゼントするのもいいかもしれません。
父の日は世界各国で祝われており、日付も過ごし方もさまざまです。
ここでは、いくつかの国の父の日をご紹介します。
アメリカ
アメリカの父の日は、6月の第3日曜日。子どもたちが父親にカードやプレゼントを贈るのが一般的です。家族での食事やアウトドアを楽しんだり、教会での礼拝が行われることもあります。
イギリス
イギリスの父の日も、6月の第3日曜日。アメリカの父の日が第二次世界大戦後に広まったといわれています。紙や小さなギフトを贈るのが主流で、家族での外出や、ドライブ、スポーツ観戦など、体験を贈るスタイルも人気です。
ドイツ
ドイツの父の日は、国の休日でもある「昇天日(復活祭の39日後の木曜日)」 です。「男の日」 (Mannertag) や「紳士の日」 (Herrentag) とも呼ばれます。この日男性たちは、ビールや食べ物を持って、仲間とハイキングやサイクリングを楽しみます。
イタリア
イタリアの父の日は、聖ヨセフの日(キリストの養父)である3月19日です。宗教的な意味合いが強く、教会での祈りやゼッポレというお菓子を楽しむ文化があります。
タイ
タイでは、故プミポン国王(ラーマ9世)の誕生日である12月5日が父の日です。祝日に制定されていて、父親に黄色のカンナの花を贈って感謝や愛情を伝えます。
韓国
韓国では、5月8日の「父母の日(オボイナル)」に両親へ感謝の気持ちを表します。もともとは母の日でしたが、1973年から両親に感謝する日になったそうです。赤いカーネーションを両親に贈るのが定番です。
父の日は、毎年6月の第3日曜日で、今年2025年は6月15日です。
父の日は、普段は照れくさくて言えない「ありがとう」を形にするチャンスです。
高価なプレゼントでなくても、想いのこもった言葉や行動が、きっと一番の贈り物になります。
ぜひ、お父さんのことを考えながら、何をするか、何を贈るか考えてみましょう!