仕事中の眠気を何とかしたい!オフィスで試せる眠気覚まし10選

仕事中の突然の眠気は、本当に困りますよね。
「集中したくてもウトウトしてしまい、なかなか仕事がはかどらない!」このように困って、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オフィスで実践しやすい「眠気覚まし対策」についてご紹介します。
オフィスでできる眠気覚まし10選
仕事中の眠気は、判断力や集中力を下げてしまい、作業の効率にも影響する厄介なものですよね。
ここでは、オフィスでも実践しやすい「眠気覚まし対策」を詳しくご紹介していきます。
①身体を冷やす(体温を下げる)

体を冷やし体温が下がると、交感神経が刺激されて、身体が睡眠モードから活動モードになります。
靴や靴下を脱いで、足を外気にさらしたり、羽織を一枚脱いだりして体温調節をしてみましょう。
メントール入りのスースーするジェルを首筋や手首に塗るのも効果的です。
また、席を立てる状況であれば、洗面所で手や顔を冷たい水で洗うのもおすすめです。
ひんやりとした感覚が、頭をすっきりさせてくれます。
②水分を摂る

シンプルですが、水分を摂ることも眠気覚ましに効果があります。
おすすめは冷たい飲み物。常温でもOKですが、少し冷たい方が体温も下がって目が覚めやすくなります。
カフェインが入ったコーヒーやエナジードリンクを飲む人も多いですが、水や麦茶などのノンカフェイン飲料でも十分効果があると言われています。
オフィスの自販機や給湯室で手に入りやすい飲み物を、こまめにとるようにしましょう。
③ツボを押す

デスクに座ったままできる「ツボ押し」も、効果的な眠気覚ましの一つです。
耳や手のツボには、眠気に効くとされるポイントがいくつかあります。
耳たぶにはたくさんのツボが集まっていると言われているので、耳たぶをつまんで軽く引っ張ったり、耳の周りをマッサージしてみてください。
また手のツボは、席を立つのが難しい場面でも、テーブルの下などでこっそり押せるので便利です。
下記の、合谷(ごうこく)・中衝(ちゅうしょう)・労宮(ろうきゅう)を痛気持ちい程度にギュッと押してみましょう。
■ 眠い時に押す手のツボ

④ブドウ糖を摂る

体内の血糖値が低下すると、集中力が落ちたり、眠気を感じやすくなるとされています。
そんな時には、吸収が早く、エネルギーに変換されやすい「ブドウ糖」入りの間食がおすすめです。
市販のラムネやゼリードリンクなど、最近では「ブドウ糖入り」とパッケージに記載されたものも増えており、コンビニやスーパーで簡単に手に入ります。
ただし、摂りすぎには注意が必要です。急激に血糖値が上がると、その反動で身体は血糖値を下げようと働いてしまい、逆に眠気が強くなることがあります。
少量ずつ、こまめにとるのがポイントです。
⑤ガムを噛む

「噛む」という動きが脳を刺激し、血流が良くなることで、眠気が覚めやすくなるとされています。
スルメのような噛み応えのあるものもいいですが、オフィスでは匂いも気になりますし、手軽なガムがおすすめです。
ミント系の清涼感のあるフレーバーや、カフェイン入りのものなども販売されています。
ただし、会議中やお客さま対応の場面など、ガムを噛むことが失礼に当たる状況では控えるのがマナーです。TPOに合わせて使い分けましょう。
⑥立ち上がって少し歩く

筋肉が動くことで、脳の血流量が増え、眠気が覚めると言われています。
特に、デスクワークの場合は座りっぱなしで長時間同じ姿勢になりがちです。
そんなときは、ほんの1〜2分でもいいので立ち上がって歩いてみましょう。
たとえば、給湯室までお茶を取りに行ったり、トイレに立つついでに、フロアを一周してみたりと歩く機会を意識して作ってみましょう。
移動することで気分転換にもなります。
「どうしても席を離れられない」という時は、その場で立ち上がって足踏みしたり、軽く屈伸するだけでもOKです。筋肉を動かすことで、血流が改善され、眠気も和らぎます。
⑦誰かと話す

人と会話をすることも、意外と効果的な眠気対策になります。
言葉を発したり、相手の話を聞いたりすることで脳が働き、頭がシャキッとします。
ちょっとした業務の相談を持ちかけてみるのも一つの手です。
話しかける内容がなくても、軽い雑談でひと呼吸入れるのも良いでしょう。
ただし、相手が忙しそうなタイミングは避けなければなりません。
小休憩を兼ねて休憩室で軽く会話をするなど、相手に配慮しながら行うのがポイントです。
⑧換気する・外の空気を吸う

室内の空気がこもって、二酸化炭素の濃度が高まると、眠気を引き起こす原因になります。
窓を開けられる環境であれば、少しだけでも風を通してみましょう。換気をすることで、酸素を取り込むことができます。
それが難しい場合は、ビルのエントランスやベランダなどで、深呼吸しながら外の空気を吸うのもおすすめです。
深呼吸とセットで行うと、よりリフレッシュ効果が高まります。
⑨日光を浴びる

日光を浴びると、体内では、覚醒を促す「セロトニン」というホルモンが分泌されます。
明るい部屋で眠りにつきにくいように、光の刺激があると、人は眠くなりにくくなります。
可能であれば、数分だけでも屋外に出て、日光を浴びるのが理想的です。
難しい場合には、窓際に移動して外の光を見るだけでも効果があります。
ただし、窓際のあたたかい席でウトウトしたことのある人も多いのではないでしょうか。
日差しによって体温が上がると、逆に眠気を感じてしまうこともあるので注意しましょう。
⑩ストレッチをする

筋肉を動かすことで交感神経が優位になり、また血行も良くなることで眠気を覚ますことができます。
オフィスで運動をするのは難しいので、全身を動かせるストレッチをしてみましょう。
たとえば、席を立って背伸びをして大きく伸びる、首や肩をゆっくり回す、両手を組んで上にぐーっと伸ばすといった動作を、深呼吸と合わせてゆっくり行ってみてください。
椅子に座ったままでもできるストレッチなら、オフィスでも気軽に取り入れられます。
どうしても眠気が覚めない場合は仮眠をとろう

どんなに対策をしても、「今日はもう眠気が限界…」という日もありますよね。
そんなときは、思い切って短い仮眠を取るのも一つの方法です。
可能であれば5〜15分程度の仮眠をとりましょう。
本格的に眠ってしまったり、夜の睡眠に影響が出ないよう30分を超えないように、座ったまま眠るのがポイントです。
オフィスなので「周りが気になって実際に眠れない」という人は、目をつむって休むだけでも効果があるとされています。
ウトウトして集中できないまま仕事をしても、効率が下がるし、ミスも増えてしまいます。
無理をせず一度リセットすることが大切です。
まとめ
仕事中に急に襲ってくる眠気は、誰にとっても厄介なものです。
無理に我慢しようとしても、なかなか集中力が戻らず、かえって効率が落ちてしまうこともあります。
頑張ってもどうしても眠くなる時は、自分を責めるよりも、うまく対処する方法を知っておくことが大切です。
眠気に打ち勝ち、良いパフォーマンスを発揮できるよう、自分に合った「眠気覚ましルーティン」を見つけてみてください。