
憲法記念日はいつ?どんな祝日?憲法とは何か、文化の日との違いなどわかりやすく解説
みどりの日といえば、4月末から5月初めにかけての大型連休であるゴールデンウィークの一部です。
何気なく毎年過ごしているけど、実際、みどりの日がどのような祝日なのか知らないという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、5月の祝日である「みどりの日」について紹介します。
「みどりの日っていつ?」「何の祝日?」といった疑問を、わかりやすく丁寧に解説します。
「みどりの日」は、日本の国民の祝日の一つです。
ここでは、「みどりの日はいつなのか」や、みどりの日を含む「ゴールデンウィークの連休」について解説していきます。
みどりの日は、毎年5月4日に固定されている祝日です。
もともと現在の「昭和の日」である、4月29日が「みどりの日」とされていましたが、2007年に5月4日に変更されました。
ちなみに、今年(2025年)のみどりの日は日曜日にあたり、5月6日が振替休日になります。
みどりの日は、ゴールデンウィーク(GW)の一部でもあります。
ゴールデンウィークとは、4月末から5月上旬にかけての大型連休のことです。
主に下記の祝日で構成されます。
ゴールデンウィークは、5月の祝日が3日間続くため、毎年最低でも3連休、そして昭和の日や土日、振替休日と繋がると、さらに長い連休になることもあります。
今年、2025年のゴールデンウィークは、5月3日(土)~5月6日(火)の4連休です。
ただし、途中にある4日間の平日に、休暇を取得することで最長11連休にすることができます。
ここでは、みどりの日は何の祝日なのかと、5月4日に制定された経緯を紹介します。
みどりの日は、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを目的とした祝日です。
日本は、緑豊かな自然がある国です。そんな自然に親しみ、緑を大切にするための日として国民の休日になっています。
また、自然や植物についての理解を深めるために、4月15日から5月14日までの1か月間は「みどりの月間」と定められています。
この期間には、さまざまなイベントが行われます。
例えば、植物や森林などの研究で優れた成果を上げた人に「みどりの学術賞」が授与される「みどりの式典」や、木を植える体験、森林の役割を学ぶ展示などが行われます。
もともと「みどりの日」は 4月29日でした。しかし、2005年に祝日法が改正され、2007年から4月29日は「昭和の日」となり、「みどりの日」は 5月4日 に移されました。
では、なぜ5月4日になったのでしょうか?
この日は新緑の季節であり、自然を感じるのにふさわしい時期です。
また、ゴールデンウィークの一部として多くの人が休みを取りやすい日でもあることから、5月4日を「みどりの日」にすることが決められました。
まず、1948年~1988年の間、4月29日は昭和天皇のお誕生日である「天皇誕生日」の祝日でした。
天皇誕生日は、その代の天皇のお誕生日を祝う祝日であり、代替わりすると日付も変わるという特徴があります。
そのため、昭和天皇が崩御された後、天皇誕生日は次の天皇(平成天皇)のお誕生日である12月23日に変更されました。
一方で、昭和天皇の誕生日だった4月29日は「みどりの日」という祝日として残されます。
しかし、やっぱり「昭和」という名前を残そうという声が高まり、2005年に祝日法が改正されました。
これにより、4月29日は「昭和の日」となり、「みどりの日」は5月4日に移動しました。
「みどりの日」には、自然と触れ合う機会を増やすために、全国の国立公園や国公立の施設が無料開放されることがあります。
例えば、以下のような施設で無料開放が行われます。
普段は入場料が必要な動物園や水族館、博物館なども無料で楽しむことができるので、近くの施設でも開催されているか、ぜひ確認してみてください。
「みどりの日」をきっかけに、自然に親しみ、環境の大切さについて考えてみるのもおすすめです。
みどりの日は、「自然に親しみつつ緑に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」として制定された祝日です。
もともと4月29日でしたが、2007年に「昭和の日」が制定されたことで「みどりの日」は5月4日に移動されました。
また、みどりの日は4月末から5月始めにかけてのゴールデンウィークの一部です。
「なかなか長期休みが取れない…」という会社員の皆さんも、この機会に旅行の計画を立てたり、自然と触れ合うチャンスとして、ぜひ連休を満喫してください。