ミモザの花言葉|由来や色別の花言葉、ミモザの日についても紹介!

春の訪れを告げる幸せの花とされるミモザは、小さな黄色い花が特徴的です。
春頃に切り花やリースにして飾りつけたり、贈りものにする人も多いのではないでしょうか?
この記事では、ミモザをより楽しむために、ミモザの花言葉をわかりやすく紹介します。
ミモザの花言葉とは
ミモザには、「友情」「優雅」「秘密の恋」「感謝」などの花言葉があります。
これらの花言葉は、花の形や雰囲気、そしてミモザにまつわる習慣から生まれたものです。
たとえば「友情」は、小さな花が集まって咲く様子が、仲良しの友達が寄り添っているように見えることに由来します。
また「優雅」は、ふんわりとした房状の花が風に揺れる姿が上品で美しい印象を与えることが由来だと言われています。
さらに、花の色によっても特別な意味があります。
黄色のミモザは「秘密の恋」
黄色のミモザの花言葉は、「秘密の恋」「密かな愛」「真実の愛」です。
ミモザと聞いてまず思い浮かべるのは、鮮やかな黄色という人も多いのではないでしょうか。
この花言葉は、昔、男性が女性に思いを伝えるときにミモザを贈ったという、ネイティブ・アメリカンの習慣に由来していると言われています。
白いミモザは「頼られる人」「死に勝る愛情」
白いミモザの花言葉は、「頼られる人」や「死に勝る愛情」です。
生命力が強く、長くもつその特徴から「頼られる人」という意味が生まれたそうです。
また、ミモザの実の部分には毒性があり、そこから「死に勝る愛情」という花言葉が生まれたと考えられています。
オレンジのミモザは「上品」「エレガント」
オレンジ色のミモザの花言葉は、「上品」「エレガント」です。
華やかで目を引く花の色が、この花言葉を生み出したと言われています。
また、オレンジ系のコスメやカクテルの名前にも「ミモザオレンジ」が採用されています。
ミモザの花言葉に怖い意味はある?
ミモザには、特に怖い花言葉はありません。
ミモザの「死に勝る愛情」という花言葉に対して、少し怖いイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、この言葉は「深い愛情」や「慈しみ」を表したポジティブなものです。
英語のミモザの花言葉は?
英語のミモザの花言葉は、「Secret Love(秘密の恋)」とSensitivity(感受性、思いやり)」です。
ミモザの特徴
ミモザはマメ科アカシア属の植物で、原産地はオーストラリアです。
地植えで育てると高さ5メートル以上にもなる大きな花木です。
2月~4月頃に、甘くやさしい香りの黄色い小さな花が集まって咲きます。
ヨーロッパでは「春の訪れを告げる幸せの花」として親しまれています。
ミモザは、女性への感謝や思いを伝える場面や結婚式で人気の花です。
また、ブーケやリース、スワッグとして飾るだけでなく、庭に植えるなど、さまざまな形で楽しむことができます。
3月8日の「ミモザの日(国際女性デー)」とは?

3月8日は、国連が制定した「国際女性デー」。1904年にアメリカ・ニューヨークの女性労働者たちが、参政権を求めてデモを行った日を記念しています。
現在では、女性が平等に社会参加できる環境づくりを促進するための日となっています。
この日は、イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれていることから、国際女性デーと関連づけられました。
イタリアでは3月8日に、男性が女性にミモザを贈って感謝や敬意を表す習慣があります。
これは、ちょうどこの時期にミモザが咲くことにちなんでいるそうです。
最近では日本でも、3月8日にミモザを贈るイベントが広まりつつあります。
お花屋さんで春の贈り物としてプロモーションが行われ、女性への感謝の気持ちを伝える花として注目されています。
ミモザが誕生花なのはいつ?
誕生花とは、生まれた日にちなんで365日間(閏年の場合は366日間)それぞれに特定の花を割り当てたものです。
ミモザが誕生花とされているのは、以下の日です。
- 2月14日
- 4月3日
- 4月9日
誕生日のプレゼントに、誕生花を贈るのもおすすめです。
まとめ
ミモザの花には、「友情」「優雅」「秘密の恋」「感謝」などの花言葉があり、色ごとにも異なる花言葉があります。
花言葉は、花を通じて気持ちを伝える美しい文化です。
何気なく選んだ花も素敵ですが、その意味にもこだわってみることで特別な贈りものに変わります。
ミモザだけでなく他の花も、花言葉を意識して選ぶと大切な人への贈り物がより心に響くものになるでしょう。