新年の挨拶の基本!ビジネスシーンで役立つ相手別の例文とマナー、注意点を紹介
年末の挨拶・年末年始休業のお知らせメールの書き方とは【例文付き】
年末が近づくと、取引先や顧客へ年末のご挨拶や休業期間のお知らせをする機会が増えます。
このメールは、単なる連絡ではなく、日ごろの感謝を伝え、来年も良い関係を築くための大切な役割を果たします。
この記事では、誰でも実践できるポイントや例文を交えながら、年末のご挨拶メールの書き方を分かりやすく解説します。
年末の挨拶・休業期間のお知らせメールの例文
まずは、年末に送る挨拶・休業期間のお知らせメールの例文を紹介します。
■ メールの例
件名:年末年始の営業に関するご案内 / △△株式会社 ▲▲ ▲▲(自分の名前)
本文:
株式会社○○ ○○部
○○○○様
いつも大変お世話になっております。
△△株式会社△△部の▲▲です。
年の瀬が迫り、今年も残りわずかとなってまいりました。
貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年は××の件で○○様には大変お世話になりました。
来年も引き続き一層努力してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、誠に勝手ながら、年末年始は下記の通り休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
休業期間:20◯◯年12月◯日(◯)~ 20◯◯年1月◯日(◯)
年内最終営業日:20◯◯年12月◯日(◯)◯時まで
年明け営業開始日:20◯◯年1月◯日(◯)◯時から
緊急の際は、以下の連絡先にご連絡いただけますようお願いいたします。
緊急連絡先: 000-0000-0000(担当:△△部 ■■)
メールにて恐縮ですが、年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
———————————————
▲▲ ▲▲(氏名)
〒000-0000
東京都港区六本木0-0-0
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:xxx@xxxx.com
———————————————
必要な内容
ここでは、メールに盛り込むべきポイントについて説明します。
例文をベースに、これらのポイントを踏まえて、相手への感謝や配慮を伝える丁寧なメールを作成しましょう。
年末のあいさつと今年のお礼
年末のメールでは、ただ休業日を伝えるだけでなく、今年一年間のお礼や感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です。
例えば、「今年は〇〇の件で大変お世話になりました。」や、「いつも迅速にご対応いただき感謝しております。」など、具体的なエピソードを交えると、より気持ちが伝わります。
特にお世話になった方には、相手との関係性を振り返って、個別のメッセージを加えるのがおすすめです。
年末年始の休業期間のお知らせ
年末年始の休業についてのお知らせは、以下の3点を伝えると丁寧です。
- 休業期間:いつからいつまでか具体的に明記
- 年内最終営業日:何時まで営業するかも記載
- 年明け営業開始日:何時から営業するかも記載
休業中の対応と緊急連絡先
取引先や顧客の中には、年末年始中にどうしても連絡が必要な場合があります。そのため、緊急時の連絡手段や連絡先を案内しておくと、相手が安心できます。
どうしても休業中に対応できない場合は、休業のため迷惑をかけることに対するお詫びの言葉を添えましょう。
結びの挨拶
最後は相手を気遣う言葉で締めくくりましょう。
例えば、「どうぞ良いお年をお迎えください」などの言葉を添えると、丁寧な印象を与えることが出来ます。
メールを送る際のマナー
年末年始のご挨拶や休業のお知らせメールを送るときには、相手に配慮して、いくつか気をつけるべきマナーがあります。
ここでは、特に重要なポイントを紹介します。
最終営業日の1週間前までに送る
相手がメールを受け取ってから対応する時間を十分に確保できるよう、年末年始のお知らせメールは余裕をもって最終営業日の1週間前までには送りましょう。
相手が休みに入る直前にメールを受け取ると、対応が間に合わず、先方の業務に支障をきたしてしまうかもしれません。
さらに、個別のエピソードやメッセージを添える場合、メールを一斉送信できないため、全員に送信するのに時間がかかります。
年末は多くの人が忙しくなる時期です。早めにメールを準備して、余裕をもったスケジュールで行動すると安心です。
一目で用件の分かる件名にする
メールの件名は、相手がすぐに内容を理解できるように、簡潔でわかりやすくすることがマナーです。
メールをたくさん受け取る人でも、件名を見るだけで「何のためのメールか」が分かるように書きましょう。
例えば、次のような件名が適しています。
- 「年末のご挨拶」
- 「年末年始休業のお知らせ」
- 「年末年始の営業日のご案内」
また、会社名や自分の名前を件名に添えることで、誰からのメールなのかが一目で分かるようになります。
たとえば、「年末年始休業のお知らせ / ○○株式会社 ▲▲ ▲▲(自分の名前)」といった形式にすると親切です。
まとめ
年末年始は、送る側も受け取る側も何かと忙しくなる時期です。
そのため、年末の挨拶と休業期間のお知らせメールは、丁寧で分かりやすいものにすることが大切です。
この記事で紹介した内容を参考に、相手に感謝と気遣いが伝わるメールを作成してみてください。
年末年始のご挨拶が、今後の良い関係作りの第一歩になるはずです。