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薬剤師【職種図鑑】

医薬品の調合や新薬の開発を行う「薬の専門家」

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  • 経験者の声
グラフ

データで見る薬剤師

平均時給
未経験OK
1,323
経験必須
1,400

はたらこねっとでの
お仕事件数(全国)

1,768
※平均時給、お仕事件数は現時点でのはたらこねっと掲載案件より数値を表示しています。
データは「薬剤師・栄養士・管理栄養士・医療技術者」の合計の値です。
辞典

薬剤師のお仕事とは?

薬剤師のイメージ

薬剤師は患者の病気やけがを治すため、医薬の調合や新薬の開発をする「薬の専門家」です。どの薬をどのようなタイミングで飲めばいいかを患者に説明する「服用指導」も行います。
例えば調剤薬局や病院では、医師が書いた処方箋に従って医薬を調合します。その際、医師が処方した医薬がその患者にとって問題がないかを確認する作業も行います。また病院では注射液や点滴の輸液から内服薬・外用薬までさまざまな医薬品を管理し、必要な医薬品を常備する責任もあります。
ほかにも製薬会社では新薬・健康食品・サプリメントの開発、治験コーディネーターや臨床開発モニター、MR(医薬情報担当者)、薬事情報の収集・管理、行政機関では保健所での薬事・環境・食品衛生指導、厚生労働省での麻薬取締官など、幅広い活躍の場があります。
医薬品は調合を少しでも間違えると、薬の副作用で逆に患者の健康を損なうこともあります。薬剤師の仕事は処方箋に沿って正確に調合する注意力が求められます。

業務リスト
  • 栄養管理
  • 接客・販売
  • 衛生管理
  • 調剤
  • 調理
  • 調理指示
  • オーダリング業務
  • メニュー作成・提案
  • 薬剤管理
  • 服薬指導
  • 伝票処理・整理
  • 売上管理
  • レジ打ち
  • 清掃(院内・店舗等)
ステップアップ

身に付くスキルとステップアップ

 
身に付く!
  • 医薬品に関する幅広い最新情報
ステップアップ!
  • 薬剤師の上級専門資格取得や、管理薬剤師の資格取得でステップアップ可能
薬剤師は仕事を通じて次々と発表される治験・薬事情報を知ることができるので、医薬品に関する幅広い最新情報を身に付けることができます。また、調剤薬局では患者への服用説明を通じてカウンセリング能力が養われます。病院では医薬品の管理業務を通じて数値管理のスキルが磨かれます。ステップアップを目指す人は認定薬剤師、がん専門薬剤師・精神科専門薬剤師等各種専門薬剤師など薬剤師の上級専門資格取得や、調剤薬局の管理責任者である管理薬剤師の資格取得を目指すとよいでしょう。
また、出産、育児などでキャリアのブランクができても、研修を受けて現場復帰する道もあります。調剤薬局や病院は全国にあるので、居住地が変わっても就職はしやすいでしょう。薬剤師は経験の積み重ねが十二分に活かせる職種です。命の最前線である医療現場では、その経験は重要になるでしょう。
初心者

未経験から挑戦できる?

業務独占資格職である薬剤師は、未経験者でも就職しやすい職種の1つといわれています。とはいっても、年代によりその状況は少しずつ異なります。未経験で最も就職しやすいのは20代です。若い人のほうが職場への順応が早く、職場の上司も指導しやすいので当然といえます。入社後の成長の伸びしろも期待できます。30代は薬剤師としての経験も積み、即戦力としても期待される年代です。それだけに、20代に比べると未経験での就職のハードルは少し高くなります。ただし、30~40代の未経験者でも調剤薬局やドラッグストアは薬剤師不足に悩んでいることもあり、「未経験OK」の求人も数多くあります。20代なら病院、30代以降なら調剤薬局やドラッグストアからのキャリア開始が狙い目かもしれません。

薬剤師 『経験者の声』
これがこの仕事の醍醐味

長く働いていくうちに患者さんとの信頼関係が形成されていき、元々は、調剤部門だけでの関わりが一般薬の選択もお願いされるようになり、「あなたがここの薬局にいるから、ここに処方箋を持ってくるのよ。」と全面的な信頼を頂いた時が、本当に心から良かった思います。
(チェルシー様・41歳・経験5年以上)

薬がちゃんと効いて、患者さんの体調が良くなっていくのを見ると良かったなぁとやりがいが感じられます。医師や看護師のように間近ですごく辛い部分を見る機会はあまりないので精神的な負担も少なくて済むのはありがたいです。
(やくまる様・30歳・経験3年以上)

私が勤めていたのは、小規模の調剤薬局で、患者さんの年齢層は比較的高めで、常連さんといっていいのか分かりませんが、定期的に来られる患者さんが多い薬局で、自然と仲良くなり、色々な健康相談を受けたり、良く世間話なんかもできて楽しかったです。
(にゃん様・28歳・経験3年)

患者さんとの会話からお薬に関する悩みや健康の悩みを聞き、役に立てたと感じるときがあります。また定期的に勉強会などもあり、新しい知識を得ることができることもメリットがあると思います。
(プアマナ様・34歳・経験1年)

この仕事の厳しさ

長年来られていた患者さんの訃報を聞いた時は毎回つらいです。
今まで20年近く働いているので何度も経験していますが、これだけはどうしても慣れません。
医療機関で働いている限り避けては通れないことなので仕方ないです。
(たろこ様・43歳・経験5年以上)

大変だと思ったことはあまりないのですが、患者さんが通っている病院のお医者さんの悪口を聞いたりするのは複雑でした。
通院されている患者さんだと、処方されたくない薬や、まだ残っているのに処方された薬などあると、文句を言ってきたので困りました。
(にゃん様・28歳・経験3年)

ミスが許されないので、特に難しい調剤は神経を使います。混んできたときに、患者さんは待ち時間が増えてしまうので、それだけでクレームになり、その対応は大変だと感じます。また、コミュニケーションが難しい医師との対応も大変と感じます。
(プアマナ様・34歳・経験1年)

こんな職種から転職しました!

MR(医薬情報担当者)から、結婚退職し、出産後の復職は困難なため、資格を生かし薬剤師に就いた。
(七福神様・46歳・経験3年)

前職は治験関係の仕事でした。治験の仕事も遣り甲斐がありましたが、患者さんと向き合うことがなく、自分が社会の役に立てているか不安になることがありました。あと外勤が多く、プライベートの時間がとりにくかかった事も転職の理由の一つです。
(プアマナ様・34歳・経験1年)

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